皆さんこんにちは!
受験Dr.の清水栄太です。
今回は時事問題に必須な世界の国々の形クイズ【ヨーロッパ編】をお伝えします!
前回までのクロスワードパズルに比べると答えやすいレベルになっているのでぜひ挑戦してみてください!
国の位置や国の特色は、
国際情勢への注目度から、近年の入試で出題頻度が高まっています。
今回の記事を通して、基本となる国の位置や形、特色を確認してみましょう!
今年が入試ではない5年生、4年にも役立ちますのでぜひチャレンジしてみてください。
それでは早速いってみましょう!
第1問
日本と同じ島国です。
面積は、日本の3分の2となっています。
ヒント:この国は本初子午線(経度0°)が通過します。
正解はイギリスです!
エリザベス女王や首相の交代など時事問題で取り上げられる要素がたくさんありますね。
近年では、EUからの離脱や、スコットランドの独立が注目されました。
歴史的な関わりが本格的に始まったのは、1600年にリーフデ号が漂着したころ。
日本が江戸時代の頃に、産業革命がおこりました。
その後、フェートン号事件や薩英戦争などの対立していた時期を経て、
明治期になるとこの国の先進技術が導入されました。
今年で150周年となる鉄道もイギリスの技術が使われています。
その後、ロシアとの対立時には日英同盟を結びましたが、第二次世界大戦では敵対関係にありました。
戦後は、関係が回復し、2020年には日英EPA(経済連携協定)が締結されました。
イギリスは、議院内閣制を採用している点で日本と共通しています。
公民にもつながっていくので、おさえておきましょう!
それでは、次の問題。
第2問
第1問のイギリスと北海をはさんだ対岸に位置します。
面積は日本の九州地方(4万km²)と同じ大きさです。
ヒント:国土の4分の1がポルダーと呼ばれる干拓地となっています。
正解はオランダです!
首都はアムステルダムですが、
国際司法裁判所が位置するハーグは受験生にとっては馴染み深いかもしれません。
オランダは、チューリップなどの栽培のほか、EUの中でも農業の生産性が高い国です。
歴史では、日本が鎖国後に貿易を続けたヨーロッパで唯一の国でもあります。
蘭学をはじめとして日本の学問にも大きな影響を与えましたね。
明治期には、治水事業のために尽力したヨハニス・デ・レーケも有名です。
今年の時事にもつながりそうですね!
位置の判別に迷いやすい国ですので、しっかりとおさえましょう。
第3問
東欧に位置する国で、
黒海の北に位置し、面積は日本の約1.6倍です。
ヒント:呼称が変更された、チョルノビーリ原子力発電所がある国です。
正解はウクライナです!
これまでの模試でも何度か出題されていたので、すぐに判別出来たと思います。
黒海に位置するクリミア半島も位置を判別する上での手掛かりになるので、おさえましょう。
ウクライナに関する詳細は時事問題テキストでも確認してみてください!
世界でも有数の小麦生産国です。
今回の侵攻によって穀物の値段が上昇している点もおさえましょう。
第4問
北欧に位置する国です。
面積は日本の約1.2倍、福祉国家としても有名です。
ヒント:1972年に国連人間環境会議がこの国の首都で開かれました。
正解は、スウェーデンです!
先日のクロスワードパズルでも取り上げましたが、国連人間環境会議は今年からちょうど50年前の出来事です。
環境問題に関する国際会議で、受験生にとっては有名な国ですね!
消費税が高い一方で、大学まで教育費が無償となっているなど、福祉国家としても有名です。
公民では、この国で始まったオンブズマン制度についても関連していますね!
いかがでしたか。
世界の国の位置は、入試や模試では定番問題。
歴史でも、白地図と関連付けた出題が予想されますので、定着させておきましょう。
今回の記事をきっかけに、
4つの国の周辺に位置する国や、特色までおさらいをしてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。
それではまた次回お会いしましょう!
応援しています!