皆さんこんにちは!
受験Dr.の清水栄太です。
今回は、目前に迫る中学受験に向けた、数字に関する知識を扱います。
中学入試では、多岐にわたる数字の知識が必須となります。
この記事を通して、あいまいになりやすい数字を明確にして、
入試での得点アップに役立ててください!
地理分野ですので、5年生もぜひ確認してみてください!
それでは早速見ていきましょう!
一問一答の基礎問題9問とチャレンジ問題1問で確認していきます。
〔問題①〕日本の面積は何km²ですか。
〔問題②〕日本の人口は何人ですか。
〔問題③〕合計特殊出生率はいくつですか。
〔問題④〕地球1周は何キロですか。
〔問題⑤〕内陸県の数はいくつですか。
〔問題⑥〕政令指定都市の数はいくつですか。
〔問題⑦〕1海里は何mですか。
〔問題⑧〕日本は南北におよそ何キロですか。
〔問題⑨〕日本の島の数はいくつですか。
〔発展問題〕以下の①~④の数字は何を表す数字ですか。
①367km ②3776m ③1,877km² ④54.4万人
答えられましたか?
それでは解説していきます!
〔問題①〕日本の面積38万km²
日本の面積は、世界で61番目になります。
この数字に加えて、本州:北海道:九州:四国の面積比である12:4:2:1を合わせておくと便利です!
ぜひ活用してみてください!
〔問題②〕日本の人口:1億2447万人(2023年5月1日時点)
日本の人口は、年々減少しています。
この数字に加えて、年齢別人口の割合(2022年)もあわせておさえておきましょう。
0~14歳の人口は11.6%、15歳~64歳までの人口は59.4%、65歳以上の人口は29.0%となっています。
おおよその割合をおさえておきましょう!
〔問題③〕合計特殊出生率:1.26人
合計特殊出生率は年々減少傾向となっています。
2024年度入試の時事にも深くかかわります。
〔問題④〕地球1周:4万キロ
この長さは、世界地理の出題が近年増加していることを踏まえると必須といえます。
赤道付近での経度1°の長さが、40000km÷360°=約111kmとなります。
緯度はどこでも約111km。
経度は、緯度が高くなるにつれて短くなっていきますが、
おおよそ数としてインプットしておくと様々な問題に活用できます。
ちなみに、東京付近での経度1度はおよそ91kmとなります。
〔問題⑤〕内陸県の数:8
内陸県は、群馬県、栃木県、埼玉県、長野県、山梨県、岐阜県、滋賀県、奈良県の8つ。
なかでも、長野県は接する県が最も多くその数も8つです。
〔問題⑥〕政令指定都市の数:20
政令指定都市は全国に20都市あります。
東日本に11都市、西日本に9都市となっています。
今回はすべて取り上げませんが、すべて言えるか確認してみてください!
〔問題⑦〕1海里:1852m
およそ2kmで計算すると、領海は海岸線から約24km、排他的経済水域は約400kmとなります。
〔問題⑧〕日本は南北に3000km
この数字も、先ほどの問題④の知識と関連させた出題が予想されます。
また、東京から那覇までの直線距離、東京から札幌までの直線距離をおさえましょう。
〔問題⑨〕日本の島の数:14125
2023年に国土地理院が測定した結果、これまでの6852から大幅に増加しました。
今回の入試の時事問題でもあるため、確実におさえておきましょう!
この数字を覚えていた方は、都道府県別の島数の順位まで踏み込んでみてください!
〔発展問題〕
すべて答えられましたか?特に③、④は難しかったと思います。
正解は以下の通りです。
①367km(日本最長の河川の長さ)
②3776m(富士山の高さ)
③1,877km² (香川県の面積)
④54.4万人(鳥取県の人口)
いかがでしたか。
今回の数字の知識を活用して入試での得点につなげてください!
今回はここまで。
それではまた次回お会いしましょう!
応援しています!