皆さん、こんにちは。
受験Dr.英語科・社会科講師の白石 聡と申します。
今日は、6年生が夏休み前に学習する、国際組織や日本と世界のつながりの中から、アルファベットで表記される略称を一緒に確認していきたいと思います。
この略称とは、EU(ヨーロッパ連合)やUNESCO(国連教育科学文化機関)のようなものの事を指します。
ただ、略称を暗記するのではなく、なぜそのように表すのかを確認することで、日本語を忘れてしまった時にも、落ち着いてアルファベットから思い出すことができます。また、入学試験では、回答する際にアルファベット表記を指定する場合も多く、必ず押さえておかないといけない事項となります。まだ完全に覚えられていない人はここでしっかり確認しましょう。
アルファベット表記の略称は、1文字ずつ英単語の頭文字から取って表しています。
それでは、まず最初に、よく使われるアルファベットが何の頭文字なのかを見ていきます。
今回は必ず覚えてほしいものをピックアップしました。
まずは、下記のアルファベットが何を表しているか考えてみましょう。
印刷して、表の右側を埋めてみるのがおすすめです。
いくつか分かりましたでしょうか。
それでは見ていきましょう。
いくつ挙げることができましたでしょうか。
アルファベットによっては、表す単語が複数あるものもあります。
上の答えを見ながら下の略称を日本語で言ってみましょう。
➀UNESCO
②UNICEF
➂UNCTAD
④WHO
⑤UNEP
⑥UNHCR
⑦ILO
⑧WTO
⑨PKO
⑩PKF
答えを見ていきましょう。
➀UNESCO ⇒United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization
②UNICEF ⇒United Nations International Children’s Emergency Fund
➂UNCTAD ⇒United Nations Conference on Trade and Development
④WHO ⇒World Health Organization
⑤UNEP ⇒United Nations Environment Programme
⑥UNHCR ⇒United Nations High Commissioner for Refugees
⑦ILO ⇒International Labor Organization
⑧WTO ⇒World Trade Organization
⑨PKO ⇒(United Nations) PeaceKeeping Operations
⑩PKF ⇒(United Nations) PeaceKeeping Force
日本語での組織名も確認しましょう。
➀UNESCO ⇒国連教育科学文化機関
②UNICEF ⇒国連児童基金
➂UNCTAD ⇒国連貿易開発会議
④WHO ⇒世界保健機関
⑤UNEP ⇒国連環境計画
⑥UNHCR ⇒国連難民高等弁務官事務所
⑦ILO ⇒国際労働機関
⑧WTO ⇒世界貿易機関
⑨PKO ⇒国連平和維持活動
⑩PKF ⇒国連平和維持軍
いかがでしたでしょうか。
英語まで一緒に覚えておくのは大変だと感じた人もいるかもしれません。
ですが、Culture(文化:カルチャー)は文化の違いに衝撃を受けるカルチャーショック、Trade(貿易:トレード)は何かを交換する時、Health(健康・保険:ヘルス)は健康を気にかけ治すことを意味するヘルスケア、Science(科学:サイエンス)など、外来語として日常で使われているものが多いです。まずは、聞きなじみのあるものから確認し、実際にアルファベットの綴りを書いてみましょう。また、声に出すこともとても重要です。スラスラ言えるまで、毎日練習しましょう。どの英単語も中学生以降、覚えないといけない単語です。この機会に身につけてしまいましょう。
今回は国際組織・国際連合の活動を表す略称を見ていきました。
次回は、地域間の連携・貿易に関する協定・政府活動などに関する略称を見ていきます。
それではまた次回お会いしましょう。