皆さん、こんにちは。
受験Dr.英語科・社会科講師の白石 聡と申します。
早いもので夏休みもあと数日です。
この夏休みに、地理・歴史・公民の基本知識・暗記に苦戦していた箇所を見直すことができましたでしょうか。
今日は、前回の続きとなる、地域間の連携・貿易に関する協定・政府活動などを表す略称を見ていきたいと思います。前回学習したアルファベットも出てきますので、前回のブログを見ていない人は読んでから、今日の内容に目を通すと復習もできておすすめです!
まずは前回お伝えした下の表を振り返りましょう。
しっかり覚えられていましたでしょうか。
次に、今回確認する略称に出てくるアルファベットが表しているものを見ていきましょう。
アルファベットのAがたくさん使われているのが分かりますね。
また、AssociationとUnionはどちらも『連合』という意味、OfficialとGovernmentalはどちらも『政府の』という意味になります。もちろん使われている単語それぞれでニュアンスが異なりますので、興味がある方はぜひ調べてみる面白いですよ。
それでは前回学習したものと、今回新たに出てきたものを使って、下の略称を日本語にしてみましょう。すでに日本語を覚えてしまっているものも、なぜそのアルファベットなのか考えてみましょう。
②JICA ⇒
➂NGO ⇒
④NPO ⇒
⑤NATO ⇒
⑥FTA ⇒
⑦EPA ⇒
⑧TPP ⇒
⑨RCEP ⇒
⑩EU ⇒
⑪ASEAN ⇒
答えを見ていきましょう。
②JICA ⇒Japan International Cooperation Agency
➂NGO ⇒Non-governmental Organization
④NPO ⇒Non-Profit Organization
⑤NATO ⇒North Atlantic Treaty Organization
⑥FTA ⇒Free Trade Agreement
⑦EPA ⇒Economic Partnership Agreement
⑧TPP ⇒Trans-Pacific Partnership
⑨RCEP ⇒Regional Comprehensive Economic Partnership
⑩EU ⇒European Union
⑪ASEAN ⇒Association of Southeast Asian Nations
日本語での組織名も確認しましょう。
②JICA ⇒国際協力機構
➂NGO ⇒非政府組織
④NPO ⇒非営利組織
⑤NATO ⇒北大西洋条約機構
⑥FTA ⇒自由貿易協定
⑦EPA ⇒経済連携協定
⑧TPP ⇒環太平洋経済連携協定
⑨RCEP ⇒地域的な包括的経済連携協定
⑩EU ⇒ヨーロッパ連合
⑪ASEAN ⇒東南アジア諸国連合
※➁JICAのJはJAPAN(日本)を表しています。日本の外務省に管轄されている国際協力を行う機関となります。アルファベットのJを訳さずに『国際協力機構』と覚えましょう。
今回はいかがでしたでしょうか。
前回もお伝えしましたが、まずは知っているものから少しずつ確認し、見る機会を増やすことで記憶に定着させていきましょう。
覚えれば点が取れる科目である反面、覚えていなければ当てずっぽうになってしまう社会は、いかに一度覚えたものを忘れないかが大切です。覚え方は人それぞれですが、少しでも効率的に覚えられるよう色々な角度から出来事を捉える事を、夏休み以降も心がけていきましょう。
それではまた次回お会いしましょう。