みなさん、こんにちは。受験ドクターの安部公一郎です。
暑いですね。
毎年毎年夏の暑さにビックリ…
学習能力0ですわ。
夏を制する者は、受験を制する!
夏は受験の天王山~!
羽柴秀吉と明智光秀。
山崎の合戦の勝敗の帰趨を決したと言われる天王山。
しかし近年の研究では、勝敗にあんまり関係なかったとか…
えっ⁉
まぁ、
そんな話は置いといて、
「夏後を制する者は、受験を制する」
いってみよー!
〈実り多い夏だったのか〉
実り多い夏にするにはどうすればいいのか、、、
6月7月に開催した、
「今やることセミナー」でもお話しした内容ですね。
8/31に、
「苦手分野を克服できた!」
「弱点補強ができた!」
こう思えれば、
実り多い夏。
秋に向かって、
過去問演習を進められます!
でも、、、
「苦手克服」
「弱点補強」
本当にできているのでしょうか…
どうやって、
“克服できた”、“補強できた”と証明するのでしょうか。
もちろん、
テストしかありません。
それは分かります。
ではいつのテストですか?
決まり切ったことを言うな!
8月最後のテストだ!
いいえ、
違います。
えっ⁉
〈夏を制したのか 今からが勝負〉
8月最後のテストでなくて、
何なのか。
実は、
勉強をしても、その効果が表れるのは、
3か月後。
なぜなのか。
こういう話、
聞かれたことありますか。
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いつも右手で歯を磨いている人が、
左手で歯を磨くことにしました。
忘れないよう目の前の鏡に「左手」と付箋。
でもこれまでずっと右手で磨いてきたので、
つい右手で歯ブラシを持ってしまいます。
付箋を見るたびに右手から左手に持ち替える日々。
ある朝、
気付きました。
意識しないでも、左手で持っていることを。
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意識しないで、
左手で歯ブラシを持つ。
どれくらいの期間が必要だと思われますか?
そう。
3か月です。
意識せず行える=完全に身についた
夏の間、
必死で苦手分野の攻略を行ってきた受験生。
その効果が如実に現れるのは、
11月です。
逆に言えば、
10月~12月の時期にググッと成績が上がる受験生に共通する点は、
夏に猛勉強をしていたこと。
だから、
私たち講師は、夏モーレツに頑張っている生徒に、
「11月が楽しみだね♪」
と言います。
でも夏だけ頑張ってもダメ。
歯ブラシを無意識に左手で持つためには、
3か月間やり続けなくてはいけません。
夏に苦手な平面図形を重点的に勉強したとします。
相当頑張ったとします。
そのまま放置して11月を迎えたらどうなるでしょう。
忘れますね。
実り多い夏だったか、、、
夏だけでは決まりません。
夏後(9月10月11月)にしっかり定着させる必要があります。
苦手分野を、苦手分野と意識せずに解けるようにする。
本当の意味で苦手を克服するのです。
その結果が11月のテストです。
〈終わらない夏〉
さて、本日のまとめ。
1.夏を制する者は受験を制する
2.実り多い夏かは、弱点克服できたかできまる
3.弱点を意識せずに解けるようになるには、3か月かかる
4.夏後を制する者は、受験を制する
夏休みも残り1週間となりました。
しかし夏の勉強は、
まだまだ3か月間続きます。
夏“後”の頑張りが、
夏の成功失敗を左右します。
夏はまだまだ終わりません‼
今宵はここまで。
ではまた。