漢方の考え方の一つに、《未病》があります。西洋医学では検査結果を重視されて
病気!何かの症状があっても検査結果次第では病気では無くて健康!
とされてしまい治療がありません。
☆ 未病って?
しかし中国や韓国の漢方的な考え方は病気!健康!の間に《未病》という治療も
対象になるものもあり、体の不調をほおっておくといずれ病気へ進んで行き今度は
健康になるまでは時間も労力も要します。未病の時に早めに対応し体質改善をする事で
病気を酷くしないなど予防医学が大切です。未病の考え方が予防医学の原点ですから
「医食同源」などと言われて食べ物の性質や効能を利用する事で病気の治療や予防が
出来るので家族の健康を守り、大切な受験に向けて前進しましょう!
☆ 食べたいもので体調を確認する!
まずは、昼食前にお腹のすき具合にもよりますが、まずは自分の体調を考えたり自分の
体が必要な食べ物を自分の体に聞いてみます。お子様の場合はまだ難しいかもしれません
ので、まずはお母様やお父様の体に聞いてみます!
自分の体調が今どんな具合なのか案外と分からなかったりしていて、改めて体調を
認識するにはこれはとても大切な事かもしれません。
☆ 漢方的な「医食同源」!
漢方の考え方で食べ物や生薬は「五味」と「五性」という性格を持つと言われています。
五味とは「酸っぱい」「苦い」「甘い」「辛い」「塩辛い」になり味の事でそれぞれの味には
共通の性質があります。
例えばいます今一番食べたいものは何か?考えると(米類、豆類、トウモロコシ、
蕎麦、サツマイモ、ジャガイモ、アスパラガス、かぼちゃ、キャベツ、白菜、ほうれん草、
茄子、ハス、バナナ、肉類、卵、砂糖などの中でいくつか有った時。今の自分の体調で
疲労回復(緊張による)、デトックス(老廃物出す)、消化吸収を高めてエネルギーを作る、
肌に潤い、体全般の冷え、胃、筋肉痛、痛みを止める、悩みがあるなどがあります。
続く