ファイトケミカルの話題が続きます。
☆ 第7の栄養素 ☆
土の上で自由に動けない植物は紫外線の害や虫から自分を守るために
作り出した物質で野菜や果物に含まれる機能性成分で私達人間もそれを
植物として摂取する事で体にとってとても大事な働きをするビタミン、ミネラル
などとは違う物質の事で第七の栄養素と言われています。
☆ 坑酸化作用 ☆
ファイトケミカルは植物全般に含まれるので種類が多く栄養の効果も色々と
あります。とても優れていることは、活性酸素から体を守る坑酸化作用が強い事です。
更に優れていることは、加熱調理しても破壊されることが無いのと、サラダや
果物など生で食べられるので色々と調理方法も幅広いのでとても食べやすい
ので煮たり、焼いたり、上げたりと色々とバリエーションがあるので楽しめますね!
アメリカのデザイナーズフーズプロジェクトによるガン予防の可能性のある
食品ピラミッドでは、重要性の高い頂点に近い分類のランクに前回のガーリック
のお話しも簡単にしましたが、勿論ガーリックもそうですが ”しょうが”も入ります。
☆ しょうが科 ☆
しょうが科に属して日本だけではなく、中国でも東洋のスパイスとしてもお馴染
みです。
ポリフェノール、フラボノイド群は植物が光合成を行う時に出来る物質の総称で
糖分の一部が変化したもので植物の葉や花、樹皮などに含まれ植物が生きる
為に持っている物質で私達人間の体内に入っても坑酸化物質として有効に
働くのです。
しょうがは「ショウガオール」「シンゲロン」はしょうがの辛み成分で
殺菌、発汗作用、血行促進、体を温める。消化促進などがあります。
夏場は 「冷や奴」にはおろししょうが、ネギなどを添えていたのは、夏場は
冷たいお豆腐にしょうがを添えて体を冷やさないようにという事です。
昔からの賢人の知恵ですね!