亜鉛の話題です。
ミネラルの中に含まれ、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンと共に五大栄養素の
一つで無機質とも言いますが、微量ながらも体の構成物質として重大な働きをもって
います。
☆ 亜鉛の働き!
骨や歯、筋肉や血液などの成分となり様々な働きをしています。
ミネラル不足は様々な機能障害を招き、骨粗鬆症、貧血、筋力の低下、風邪を引きやすい、
味覚障害、抜け毛が多くなる。大気汚染に弱くなるなどを起こしてしまう事があります。
骨や皮膚の発育を促し免疫力を高める作用もあります。
☆ 細胞にも!
亜鉛は細胞全体に存在してDNAの合成に関与しています。約300もの酵素を活性する
役割もあり主にたんぱく質合成に関わっています。新しい細胞を作るために遺伝子の
情報を写したりもして、爪や髪にも健康を維持し活性酸素を抑制などもあります。
細胞分裂を促す働きがあるため舌の味覚細胞も絶えず作りかえられています。
☆ 味覚障害!
そのために亜鉛が不足すると味覚細胞が減り味を感じられなくなると考えられるからです。
味が濃くないとはっきりと分からないとか、舌が味覚を感じなくなるので本来の
食材の味が分からなくなるのでつい醤油やマヨネーズ、塩などをどんどん掛けた
りしてはっきりとした味ではないと感じられなくなり、塩分が過多になり他の病気
を誘発してしまい極普通の味付けでは美味しくないと感じてしまう味覚障害があります!
子供の場合は、身長が伸びないなど。
しかし、過剰に摂ってしまっても障害を起こします。
亜鉛は細胞の代謝活動を活性化するのでダイエットにも効果がありますし美肌効果
にも期待が出来ますね!!
亜鉛の存在は古代から知られていましたが、日本で必要量が定められたのは1999年
でまだ歴史としてはまだ最近のことです。
☆ 亜鉛を多く含むもの!
亜鉛が多く含まれている食材は、小麦胚芽、牡蠣、ビーフジャーキー、ごまめ、カボチャの種、
豚レバー、抹茶、するめ、干し湯葉、エダムチーズ、たらこ、干し海苔、ホタテ、イワシ、うなぎ、
納豆、アーモンド、そば粉、高野豆腐、鶏ささみ、豆類(レンズ豆、空豆、大豆)、大豆製品、
海藻、玄米などです。
お子様には発育を促し、傷の回復を早め、味覚を正常に保つ役目をしています。
まさにお子様には必要なミネラルの一つです。