夏期講習後半戦~受験ドクター 自由が丘校編~
夏期講習も後半戦に入り、それぞれの個々の課題クリアに向けて、しっかり勉強を積み重ねている生徒も多いでしょう。
私の生徒でも仕上がりが早い6年生は、志望校の過去問に着手し始めています。(すでに開成、桜蔭、麻布などを2年分消化した生徒たちがいます。)
ただ一方で、夏期講習で勉強しているのに、なかなか点数が取れないというお子様もいらっしゃると思います。
そのようなお子様の場合は、点数が取れないのは、
【1】単純に知識力不足
【2】大手塾でありがちなタイトな時間設定によるスピード不足
【3】そもそも大手塾の授業のやり方が非効率
【4】できる分野とそうでない分野、ジャンルの差が大きい
など、原因を明らかにしておく必要がありますね。
ちなみに、私が担当する生徒は
偏差値が偏差値60以上の生徒は
【2】と【4】
偏差値が偏差値50未満の生徒は
【1】と【3】
が多いです。
原因がわかれば、個別の場合、カリキュラムを臨機応変に変えることができるので、早く修正ができます。
例えば、
【2】が原因なら、単純に気にしないこと(そもそもこの時期にスピードを求めるほうが無理。今は、正答率を上げるための学習が大切です。)
コース昇降が気になるというならば、自分のスピードで解ける範囲の正答率を100%に近づける努力をさせていきます。
そのほうが、かえって効率的ですし、本人の学力向上に役立ちます。
【4】が原因なら、
できない分野に集中してカリキュラムを組みなおせばいい話です。
9月以降の課題として取り組むのもいいでしょう。
ある東大の元教授が書いた教育関連の本の中に、
「『わかる』ということは、実は、『わかっていること同士が結びつく』ということにほかならない」と書いてあります。
夏期講習は、この「わかる」部分を増やしていくことが大切です。
そうすれば、9月以降の勉強がより充実したものになるでしょう。
さあ、あと二週間足らず。
授業時間を無駄にしないように、お互い頑張っていきましょう。
私は、やや夏バテ気味ですが・・・・・・(苦笑)
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