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験担ぎ

こんにちは、自由が丘校のMです。
いよいよ1月、6年生にとって勝負の1ヶ月が始まりましたね。
どの受験生も目の色を変えて、過去最大級にアツく真剣に勉強に取り組んでいる様子が心強いです。
5年生以下の未来の受験生のみなさんも、是非ともこの全力のラストスパートを目に焼き付けておきましょう。

もちろん、我々講師にとっても勝負の1ヶ月です。
勉強の内容はもちろん、試験に対する心構えやコンディションの整え方など、伝えられることは全て伝えていきます。
ラストスパート、一緒にがんばりましょう!

ただ受験生にとって「出来ることは全てやった!」となると、あとは神頼みなのは今も昔も変わらないのかもしれませんね。

「みんなからもらったお守りをにぎりしめる」
「今までに使い終わってきた教材やノートの束を見て、これだけ頑張ってきたと自分に言い聞かせる」
「結果が良かった時の成績表を見てニヤニヤする」
「この服は縁起がいい!と言い聞かせて、試験ではいつも同じ服を着る」
「志望校に合格した先輩がくれたペンで試験に挑む」
「翌日の頭の回転が良くなるから、試験前日はコレを食べよう!」
「大吉が出るまでおみくじを引く」

きっと皆さん1つや2つ、験担ぎとして行っていることがありますよね。
これって非常に大切です。
中学受験は、学力はもちろん、精神力の勝負でもありますもんね。
自分の「勝ち癖」を見つけ、自信を持って試験に挑むことで、雰囲気に呑まれることもなく、力を発揮できるのではないでしょうか。

さて、常に冷静に受験生の状況を見極め、適切なアドバイスを行い、受験生を合格に導くため、いつも論理的でありたいプロ講師ですが・・・それでもやっぱり験担ぎはしているのでしょうか。

そこで何人かの先生に聞いてみました。
まずは、いつも明るく楽しい授業で、生徒をグイグイ惹きつけるY.S先生、どうぞ。
「僕の験担ぎは3日前から始まります。
まずは3日前、ゴミ拾いなど小さな良いことを積極的に行います、善い行いは神様がきっと見てくれているはず・・・
2日前にはカツ丼。前日だともたれちゃう。
1日前は特別なことをせず、生徒と一緒に今までの学習の見直しをさせて自信をつけさせます。」
2日前まではY.S先生らしい験担ぎですが、やはり前日はプロ講師、学力向上に直結する指導で締めるんですね。

次はいつも優しく穏やかで、何でも知ってる大木先生、いかがでしょうか。
「・・・・・・・・・・・・(しばし沈黙)
特にないですね。いつもと同じことをすることが、いつも通りの結果を生むのではないでしょうか。」
大木先生の人柄を良く知っているからこそ、納得です。
「いつも通り」というのは、試験直前期には非常に難しいこと。
深みのあるお話、ありがとうございました!

さて、僕の場合は2日前までは特別なことはせず、今までと同様、生徒と一緒に合格の可能性を高めるための勉強に集中です。
前日の1月31日の晩御飯で初めて験担ぎで、お約束の豚カツかカツカレー。
カロリーなんか気にしない、気になるのは生徒の合否。
そして当日の朝、まだ明けきらない空を見上げて「うまくいきますように・・・」と、ここで初めての神頼みですね。
写真は2015年の2月1日。頑張ってきた受験生が大きな成果を出してくれる、そんな期待を抱かせてくれる暁でした。

今年の2月1日も晴れますように。
jiyugaokainfo20160110


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