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「快適な環境」と「夏の優先課題」

こんにちは、受験ドクターのN.Kです。

6月といえば、「梅雨」。

この文章を皆様にお読みいただく頃には、お日様も青空もあまり拝めなくなっていることでしょう。ジメジメした空気はあまり喜ばしいものではありませんし、雨が続くなかで「よし、がんばろう!」という気持ちには、なかなかなれないですよね。

そんな時季に「やる気を高めて」効果的な学習を進めるには、「環境」がとても重要な意味をもってきます。


受験ドクターでは、各校舎に空気清浄機を設置しています。適切な温度や湿度の設定はもちろんのこと、空気の質にもこだわっていますから、いつも快適な環境の中で学習できるというわけです。

特に自由が丘校では、合計3台の空気清浄機がフル稼働し、さらに心の癒しとなるステキな観葉植物たちが、お子さんの学習環境をしっかりと整えてくれています。

自由が丘校は面積としては決して広くはないのですが、室内が白を基調とした色合いで天井が高いからでしょうか、なんだかとても落ち着いた気持ちになれるのですね。お子さんからも「ここで勉強していると集中しやすい」という声を聞いています。

というわけで「梅雨の時季でも快適な環境で集中して学習に取り組むことができる」、これだけでもお子さんにとっては大きなアドバンテージだと言えますが、せっかくですからその先のことも前向きに考えてみましょう。

夏の学習を語るときに「総復習」という表現がよく使われます。「いままで学習してきたことを全ておさらいする」という意味ですが、よくよく考えてみるととても大変なことです。特に小6受験生にとってはちょっと気が遠くなるほど膨大な量でしょう。
それでも「総復習するぞ!」というわけで、がんばらなければならない。でも、すべての単元・項目をフラットに触れていくことが果たして効果的な学習と云えるでしょうか? 当然、どのお子さんにとっても、「よく理解し、定着できている」、「理解はできているが、定着は不充分」、「理解が不充分」…という具合に、到達レベルの違いがあるはずです。

よく「夏が勝負だ」と言われますが、それはこの「総復習」をしなければならないからです。というわけで、夏にがんばります。でも、その前の段階で「現時点での課題」を具体的に確認し「夏の学習の優先項目」を明らかにすることこそが、実はとっても大切なことなんですよね。
「とにかくがんばるぞー」という気合いで“闇雲に”努力するのと、「これとこれを特に強化しなければならないんだな」という明確な優先順位を意識したうえでアクセントをつけた学習をするのと、どちらが成績を上げるかは、言うまでもないでしょう。

受験ドクターでは、毎回の授業の後に口頭や書面でお子さんの定着の度合いや家庭学習の留意点および優先順位をお伝えしています。
「○○はすっかり安定してきました」、「△△でつまずいていますね」、「毎日◇◇をさせてください」、「▲▲については当面手を出さず、△△を優先させましょう」等々。

さあ、夏休みに入る前に「自分自身の優先課題」を明らかしておきましょう。

このブログを執筆している今日も、自由が丘で国語を指導しているお子さんの親御様に「夏の優先課題」を具体的にお伝えしました。お子さんの表情もキリッとしてきます。そんな顔を見るとこちらも更にやる気が出ますね! いい夏が過ごせそうです。


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