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ゴールはもうすぐ

こんにちは、受験ドクターのN.Kです。

 

一月、いよいよ中学入試のスタート。このブログが載るのは、埼玉県内(1/10~)の入試がそろそろ始まるという頃でしょうか。

なんにせよ、もう中学入試真っ只中。毎年思うことですが、この時期は時間の流れがグッとはやくなるんですよね。あっという間に一月末を迎え、2/1からの怒涛の都内入試。そして、あっという間に一週間が経ち、あっという間に、中学入試は終わります。

 

ところが、不思議なことに、その一方で、この時期の受験生指導は、名状しがたいほどに濃密なんです。しかも、独特の静謐。

 

先月のブログでも触れましたが、「もうクラスアップだの模試の成績だのは、関係ない、ただひたすら入試本番に向けて精進する」という独特のすがすがしさと緊張感なのでしょうね。

 

個別指導に携わっていると、「これは集団指導のときには(あまり)感じられなかったことだなあ」という思いをしばしば抱くことがあります。

 

当たり前のことですが、集団指導での生徒と講師は原則として「正対(向かい合う)」の位置関係にあります。「教わる」「教える」という立場の違いが視覚的に常に明確化されていると言ってよいでしょう(むろん、そのことじたいは正しいことであり、決して批判しているわけではありません)。

 

一方、個別指導はどうでしょう。受験ドクターでは生徒の隣りに講師が座ります。「正対」ではなく、いわば「横並び」。ときどき顔を見合わせることはあっても、ほとんどは「同じ方向を向いて」いる。そうです、「並走」の感覚。「ともにがんばろうじゃないか」という気持ちをより強くさせてくれる位置関係なんですね。

 

距離感も大切です。

すぐ隣りに座っていると、よくわかるんです、その生徒の不安や緊張が。いつも「授業のときはその子だけを見ている」わけですからね。黙っていても、横顔からだけでも、いろんなことがありありと伝わってくる。

 

並んで座っているからこそ、生まれるものがあり、

近くにいるからこそ、気づけることがある。

 

先ほど、この時期の受験生指導を「濃密」と表現したのも、そういった生徒と講師の「並走」関係があるからこそ。

 

ゴールはもうすぐ。


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