夏を迎えるまえにすべきこと
皆様こんにちは。受験ドクターの亀井章三です。
最高気温が25度を超える真夏日も多くなり、暑さに悩まされる季節がやってまいりました。
まだ梅雨入りはしていませんが、雨の日も増えてくると湿度も上がり勉強への集中力も下がってしまいそうです。
寝苦しい夜も増えてまいりますので、体調管理にはお気をつけください。
夏が近づくと黄色い花を咲かすキンシバイ(金糸梅)です。
夏を迎えるまえにすべきこと
夏期講習会に関して、提案書とアンケートをご家庭に送らせていただきました。
担当講師が現状をふまえ、この夏の学習テーマと必要な授業コマ数をお伝えしています。
学習の計画は夏期講習が始まってから考えていくのでは遅いのです。
始まる前に計画を立てて、初日からその計画にしたがって学習をスタートしていくことができなければいけません。
5~7月に実施される様々なテストの成績を分析し、特にどこに重点をおいて夏期の勉強をしていくかを考えていきます。
夏期の計画を立てていくうえでの簡単なポイントをご紹介いたします。
★目標は「具体的な数値」「期限を決める」「すぐに達成確認できるもの」で設定★
「成績を上げる」や「いっぱい勉強する」といった目標は立てやすいのですが、そのために何をすればよいかがわかりません。
そうすると、時間をかけてやっていることが、全く目標達成につながってない恐れもあります。
そこで、目標はより具体的にしましょう。
「成績を上げる」
→「早稲アカの夏期講習会、計算テストで毎回90点以上取る」
「いっぱい勉強する」
→「塾での授業時間以外に、毎日2時間勉強する」
さらに、そこに期限を入れていきます。
「講習会の間に合計80時間、家庭学習をする」
「8月末のテストで7割以上の点数を取る」
期限を入れることで、毎日目標を意識し、上方・下方修正しやすくなります。
また、目標はすぐに達成が確認できるものにしましょう。
「9月のサピックスオープンで4科偏差値60を取る」
という目標だと、その成否が9月末にならないと確認できず、夏期の間に気持ちが緩んでしまいます。
そこで、
「算数の問題を200問解く」
「本を10冊読む」
といった、できたかどうかすぐに確認できる目標のほうが、さらに次の目標を立てやすくモチベーションの維持につながります。
明るく爽やかな環境作り
お子様が頑張って夏期講習会を受けられるよう、校舎の換気や美化にも一段と力を入れていきます。
自由が丘校は道路に面した側の窓から光がしっかり差し込むようになっています。
ジメジメした感じを明るい陽射しで吹き飛ばすことで、爽やかな教室空間になるといいな、と思います。
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