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組分けテストシーズン。直しはどのように行っていますか?

こんにちは! 受験ドクター自由が丘校講師のS.M講師です。
先月、合格短冊をはがした写真を撮ったときに「ビフォーアフターにしたかった……」と
軽く後悔をしていた私ですが、いやいや、考え方が逆でした。

先月の状態がビフォーで、最新の短冊が掲示された今の状態こそがアフターなのです!

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というわけで、自由が丘校の先生たちで手分けして、
今春の入試結果についての短冊の掲示を行いました。
この中には自分の担当していたあの子が入っているんだという目で見ると、
不思議としみじみとした感慨を覚えてしまうものです。
新6年生の皆様も、少しずつ6年生としての生活に慣れてきたでしょうか?
一年後には自分もこの中に名を刻むというつもりで見てみると、
この短冊の見え方も変わってくるかもしれませんよ。

3月中に、いわゆる大手集団塾では一斉に組分けテストが実施されますね。

テストの解き直し、どのように取り組まれていますか?
○×をつけて点数を出して「わーい、△△点だ♪」「今回は□□点だった……」と
一喜一憂するのも、もちろん人間心理としては当然のことですし、
点数がとれていれば嬉しいものですから、大いに結構だと思います。

問題は、その後です。
まずは知識の問題であれば、「正解は何だったのか」を確かめますね。
では、そこから必要に応じて、幅を広げた知識の確認を行っていますでしょうか。
例えば漢字の書き取りで「務める」と書くべきところを「勤める」と書いてしまった場合。
「勤める 勤める 勤める 勤める 勤める……」とその字を覚える必要ももちろんありますが、
今後同じ間違いをしないように、きちんと両者の違いまでを確認して覚えることが大切です。
(ちなみに「務める」は役職や役割、「勤める」は会社や場所などに対して使います)
理科や社会でも、例えば「このグラフは京浜工業地帯ではなくて阪神工業地帯だったのね」で
終わらせてしまうのではなく、各工業地帯・地域のグラフを一通り復習することで、
次に同じ分野の問題が出たときにしっかり得点できる確率を大幅に上げることができます。

記述については、テストの解答には部分点の配点が載っていないこともあるのですが、
実際には普段のテキストと同様に要素ごとに部分点が割り振られています。
答案と解答を比べてみて、足りなかった要素、あるいは書かなくてもよかった要素を確認したり、
言葉の組み立てが不自然になっていないかチェックしたりしておくのが良いでしょう。
また、国語の長い記述であれば、本文のどこを使っていたのかを確認することも大切です。

テストで自分の弱点を発見し、それを少しずつなくしていく。
最終的に、入試本番で間違えなければいいのです!
どの塾のテストであっても、中学受験のプロが作問したものですから、
決して受けっぱなしにせず、ぜひ有効活用していきましょう。

現在ドクターにお通いのお子様は、テストを受けた際には必ず問題・答案を授業にお持ちください。
上記の解き直しに関して、プロの講師の目線で分析し、どこを重点的にやるべきであるのか、
お子様の成績や志望校に応じてアドバイスいたします。

また、受験ドクターに興味をお持ちくださって今ここを読んでくださっている方は、
まずはご家庭での解き直し状況を振り返ってみてください。
ここの取り組み方を変えるだけでも、効果は十分に期待できます。
それでもなお、お悩みの解消が難しいようでしたら、
そのときには是非我々を頼っていただけましたら幸いです。


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