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夏にできるようになったこと、これからできるようにすべきこと

こんにちは。受験ドクター自由が丘校のS.M講師です。
激闘の夏期講習を終え、まとめのテストも大体終わり、一息ついている頃でしょうか。
テストの結果が良かった人は、夏の頑張りがストレートに結果に出たということです。
このまま良い学習のサイクルを維持していきましょう!

逆に思ったように結果が出なかったという人もいることでしょう。
あるいは以前と偏差値が変わらず「あんなにやったのに…」という人も。
何しろ中学受験生みんなが全力で頑張る夏期講習、
全体のレベルもここでぐぐっと一段階アップするわけです。
偏差値は相対評価ゆえ、なかなか努力量に比例しては上がってくれない…こともあります。
そしてそのような結果を見た皆様ががっかりする気持ちはとてもよくわかります。
しかし、テストは順位で一喜一憂するためだけに受けているのではありません。
そういうときこそ、学習への取り組み方を見直す機会です!

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①できるようになったところを見つけましょう!

一学期は苦手だったけれど夏休みで克服できたところがあれば、
それは正しい努力をできたということです。
たとえば「この単元ができるようになったね」かもしれませんし、
「正答率70%以上の問題をミスなく正答できた!」かもしれません。
成績表が返ってくるとやはり点数や偏差値に一喜一憂してしまうのは当然なのですが、
なにか一つでも二つでも、向上した部分は評価した方が良いと思います。
私は実際の授業のときに「夏期にやった○○はちゃんと正解できたね!」と
コメントをすることが多いです。とるべき問題をきちんととる、大事なことです。

②落としてしまったところと、その原因は?

ここからは小学生は嫌がる作業になりますが……。
うまくいかなかったところの分析を行いましょう。
ひとことで不正解といっても、その原因にはさまざまなものがあります。
・そもそもこの単元がよく分かっていないまま受けてしまった
・同じ問題を自宅でやればできる→緊張してしまう・集中できない
・テキストの演習ではできていたはずなのにテストでは急にわからなくなった
  →塾では習った直後だからできたが、今はテキストの問題もやり方を忘れてしまった
  →テキストの方は今でもわかる。テストの問題文がいつもと少し違っていたので解法が出てこなかった。
・なんらかの要因で集中できなかった
  →ほかの問題に時間を割いてしまい、焦っていた
  →体調が良くなかった、前日頑張り過ぎて眠かった、周囲に気になる人がいたetc.

教科を問わない全般的な例をぱっと思いつくだけでもこれだけの種類があります。
次のテストで同じ失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいのか? という視点から
正しく分析→対策を行うことこそが、「テストの復習」の最大の意義です。

ただ、それをご家庭だけですべてパーフェクトに実行するのは難しいと思います。
既にドクターで授業を受けている教科については担当の先生が見てくれると思いますが、
それ以外の教科について聞きたい!という場合にはぜひ学習相談をご活用ください。


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