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記述解答は「傍線部にくっつける」

こんにちは。受験ドクター自由が丘校のS.M講師です。
すっかり涼しく……を通り越して朝晩は寒くなってきましたね。
ここから先は、とにかく体調管理が大切になってきます。
日常生活の中でこまめな手洗い、うがい、そして加湿をしましょうね!

さて、2月1日まであと3か月を切り、
6年生のお子さんたちは日々過去問に取り組んでいることと思います。
ドクターにお通いの方であれば、やったものは授業に持ってきて解説を受けられますが、
たまたまここをご覧になっている方、ドクターでの受講科目が国語以外の方。
国語の記述問題の採点で困ってはいませんか?
今日は、自分で採点をしなければならないときの基準をひとつご紹介したいと思います。

末尾が大事!~問われたことに答えられているか~

ごくごく基本的なものであれば、「どういうこと?」に対しては「~こと。」
「なぜ?」に対しては「~から。」と答えられているかどうかということです。

もう少しだけ発展させてみましょう。
文末表現だけ揃えられていても、内容が盛大に間違っている場合もあります。
それを防ぐためのチェック法として、
「設問組み換え法」というものがあります。

たとえば、「A君は唇をかみしめた」という部分に傍線があったとします。
で、そこについて「――『唇をかみしめた』とありますが、
A君がこのようにしたのは何故ですか?」
という問いがあるとする。
本文が存在していない状態なので具体的な内容は分からない状態ではありますが、
「唇をかみしめた」という表現を見ただけで
「~~~~~なことがあって悔しかったから。」のような答えが
うっすらと脳裏に浮かんできませんでしたか?
浮かんできた人は正解です。設問から答えるべき内容を予想できています。
しかし、実際にはその「問い→答えの形予想」の部分自体が難しい問題も少なくありません。
国語が得意でないお子さんであればなおさらです。
そこで、今回のチェック法です。

自分の答えを傍線部にくっつけてみよう!

「~~~~~なことがあって悔しかったから」「唇をかみしめた」

今回は正解になる形のものを挙げておいたので、問題なくはまりますね。
これをやってみて、内容がおかしなことになっているかいないかを確認するだけで
最低限のポイントはキープできるのではないでしょうか。
もしよかったら、お試しくださいね。

それでは、また(・ω・)ノシ


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