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「門前市・夏まつり」と「吉祥寺」の地名の由来

みなさんこんにちは、受験ドクター吉祥寺校の桑田陽一です。
8月の吉祥寺校ブログをお送りいたします。

さて、8月と言えば、やはり夏祭りですね(?)。
吉祥寺駅周辺でも、各商店街やお寺が主催する形で、いくつかの夏祭りが行われているようです。

8/5(土)~6(日)にかけては、受験ドクター吉祥寺校からも近い月窓寺の境内で、商店街主催の「門前市・夏まつり」が行われていました。

夏期講習の授業の合間に、ほんの少しだけ様子を見に行ってみました。

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縁日の屋台が立ち並ぶ奥には盆踊りのやぐらも組まれ、浴衣姿の老若男女が大勢訪れていました。

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ところで、お寺の夏祭りと言えば、この「吉祥寺」という地名。
いかにも、お寺に由来していそうですよね。

JR中央線で「寺」の字が付く駅名といえば、吉祥寺のほか、高円寺駅や国分寺駅があります。
高円寺駅の近くには「高圓寺」というお寺がありますし、国分寺には「武蔵国分寺」というお寺があります。

しかし、吉祥寺に「吉祥寺」というお寺はありません。
では、「吉祥寺」という地名は一体どこから来たのだろう?
気になったので調べてみました。

実は「吉祥寺」というお寺は、吉祥寺駅からは少し距離のある、文京区本駒込に実在します。
こちらのお寺、武蔵野の地名の吉祥寺とは偶然の一致というわけではなく、古くて深い関係があるのでした。

もともとは、現在の水道橋駅付近にあったお寺である「吉祥寺」。ところが、江戸時代の明暦の大火で焼失してしまいました。
その後、焼き出されたお寺の方は本駒込に移転して再建、そして旧吉祥寺の門前町の住民たちはこの武蔵野の地に移り住んで開墾し、愛着ある「吉祥寺」の名をとってこの地を「吉祥寺村」と名付けたのだとか。

そんな歴史があって、現在の吉祥寺に「吉祥寺」はないのですね。
調べてみると、結構有名なお話のようですが、桑田は知りませんでした…。

さてさて、受験ドクターは夏期講習まっただ中。
吉祥寺校に通うみなさんも、毎日必死で頑張っています。
普段と比べて長時間の勉強にも慣れてきたのか、頼もしい顔に変わってきた受験生もたくさんいます。
そんな生徒たちの頑張りに応えるべく、吉祥寺校の講師陣も、夏祭りに負けない熱さをもって、全力でサポートしています!

今年は夏祭りどころじゃないよ!という6年生のみなさん。
確かに大切な夏休み。
夏祭りにゆっくり出かけるのは無理かもしれませんが、勉強の合間の適度な息抜きは必要です。

息抜きばかりとはならないように注意はしつつ、メリハリをつけて勉強をこなしていきましょう。


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