坂の向こうでの発見
みなさん、こんにちは。
受験ドクター白金高輪校。国語担当の太田陽光(おおた ようこう)です。
先日、前回の校舎ブログで書きました、
念願の魚籃坂をついに上りきりました!
魚籃坂を上りきったところには…。
伊皿子坂の下りが始まっていました。
まさか別の坂に続いているなんて?!
私にとって、予想外のことでした。
びっくりしましたが、
上ってみないと分からなかったことです。
その後、少し足を延ばしたら、
以前教えたお子様が進学した普連土学園中学や、
三田のガウディと言われる方が建てている最中の家を発見して、
とても楽しい散歩となりました。
知らないことを知るというのは本当に良いものです。
そんな散歩で知ったことの一つをくわしく書きたいと思います。
伊皿子坂の辺りには、華頂宮(かちょうのみや)という皇族の方の邸宅があったそうです。
しかし今は、亀塚公園の外壁が残っているだけとのこと。
右の写真がそれです。
壁の下の方、やや黒くなった部分に往時の面影を私は感じました。
ずいぶん分厚く、高い壁ですよね。
私は実際のものを見たことに満足し、白金高輪校への帰途につきました。
その途中に、三田台公園というのがありました。
そこで私は、何か不思議な感覚に陥りました。
この公園にも外壁があるのです。
良く見て下さい。
みなさん、どうですか?
亀塚公園の外壁と似ていると思いませんか。
特に下の方が。
亀塚公園と三田台公園の距離はおよそ100m。
華頂宮の邸宅はこれほど広かったのか!
私は、自分自身の足で歩き、自分自身で実物を見て、自分自身で外壁のことに気づいて感動し、自分自身で知識を得ました。
勉強の方法も同じです。
自分自身で努力をし、自分自身で確かめ、自分自身で考え、自分自身の知識とするのです。
この方法で覚えたり、学んだりした知識は、決して忘れることはありません。
私が学生時代に自分で考えた暗記法は何十年もたった今でも覚えています。
たとえば、「こうこうさいてんてん」
これは
皇極天皇→孝徳天皇→斉明天皇→天智天皇→天武天皇
というように、西暦600年代中盤の天皇の即位の順番を覚えるため自分で考えた暗記方法です。
私の生徒の方への指導は、生徒が自分で答えに気づくのを出来る限り待つようにしています。
自分自身で考え、自分自身で気づいて感動すれば、知識が定着するという考えがあるからです。
ぜひみなさんにも、そのような体験をいっぱいしてもらい、実力をつけてもらいたいです。
では、これにて今回の校舎ブログを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、どうも有難うございました。
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