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冬がもうそこまで…。寒くなると猛威を振るう“アレ”の意外な知識

みなさん、こんにちは!受験ドクター白金高輪校の浅池です。
もうすぐ、11月も終わり。年末が近くなり、最近まで猛暑、猛暑と騒いでいたのが遠い昔のことのようです。あと1か月ちょっともすれば、平成の最後である2018年も終わりを迎えますね。

昼間の陽射しは、まだまだたっぷりの温もりを感じられますが、しかし朝晩の冷え込みはすさまじいですね…。
皆さま、くれぐれも体調には留意し、暖かくして過ごされてくださいね。

今回、取り上げるのは。寒くなると流行の兆しを見せる・・・そう、
インフルエンザです!!
毎年、流行のピークはまさに入試の始まる1月~2月と言われています。
ただ、もうすでにお子様のお通いの小学校でもかかってしまったお子様がいらっしゃるのではないでしょうか。
マスクをする、手洗いをする、といったことは勿論大切なのですが、一番重要なのは…そう、
予防接種です!
どの時期に受けるべきか?ということについては、1月入試が年明けから始まりますから、遅くとも12月中までにということになるでしょう。
ここで問題にしたいのは、
「一日のうちの、どの時間帯に接種すべきか?」
ということです。
この点については、今まで私も深く考えずに、夕方くらいにお医者さんに行っていました。おそらく皆様も、小学校が終わってから接種させるので同じくらいの時間帯なのだろうと思います。
最近、この件についてニュースにもなっているので取り上げましょう。結論から申し上げると、

午前中に接種するとワクチンの効果が絶大とのことです!!!

こちらは、大阪大学の免疫学フロンティア研究センターのマウスを使った研究結果によるものです。
マウスは、免疫細胞の量が、交感神経の働きが鈍る午後1時と比べて、交感神経の働きが高まる午前1時では約2倍あるそうです。そこで、それぞれの時間帯でワクチンをマウスに接種し、血液中に作られる抗体の量を比較する実験をしてみたところ…
交感神経の働きが高まる午前1時に接種したマウスの方は、抗体の数が4倍も増えたという実験結果が出たそうです!!
マウスは夜行性の動物なので、人間に置き換えると交感神経の働きが高まるのは、マウスの逆で午前中です。
したがって、以上の実験結果から、

私たち人間は、交感神経の働きが高まる午前中にワクチンの接種をすることで、抗体の数が午後に接種をした場合と比べて劇的に増える
という結論が出るわけです!!
ですので、皆様も、小学校のない日の午前中に、ぜひ接種をするようにしましょう。
なお、今年はインフルエンザワクチンの供給が不足ぎみとのことです。13歳未満である小学生は2回接種しなくてはならないこともありますので、可能な限り早めに病院に行くことをおすすめします!

私たち受験「ドクター」は、お子様の勉強を細部まで診ていく「医師」ですが、お子様の体調管理面もきちんと考えるようにしている「医師」でもあります。

もう今は過ぎ去った11月12日。他の校舎の先生やスタッフが集まって、校舎の大掃除をしました!
下の写真は、ピカピカになった白金高輪校です。気持ちをまた新たに、この冬を私たちと一緒に乗り越えていきましょう!

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