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啓明館(2クラス中下:偏差45~50)5年男子A君の場合

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【生徒の現状】


・算数と国語がどちらも困っている

・理科社会も増えてしまい困っている

・国語が苦手で偏差値も40台半ば、国語がこのままだと確実に足ひっぱりそうだ

・平均偏差値50を取れるのかと苦しんでいる

・算数の偏差値は53ぐらいだが、5年生になって難易度が高くなり苦しんでいる

・塾のない日は毎日お母様と一緒に漢字の学習を行っている

・喋ることが得意ではなく、記述させると日本語になっていない

・雑な性格もあるかもしれないが、文章も読めていない、書かせれば日本語になっていないので状態で、音読等も苦手

・志望校は逗子開成中学校

・14~15名の集団授業のみで個別指導や家庭教師はつけていない

 

【先生アドバイス】

・国語の場合、1対1あるいは1対2で横について先生が教えていかないと、記述や文章読解はそれぞれ人に癖がありますので長い文章の中から大事な所をピックアップしていかなければならない、

 

 

 

それまでの自分の知っている知識と語彙力を使ってもう1度記述に細案をアウトプットしてまとめ上げなければならないとなると、各自やることが違って来るのできちんとナビゲートしていかなければならないと思うので、文章読解で点数が取れないというのはそういうところにあるかと思います。

また、文章読解に必要な基本的な語彙力は確実に必要です。

もともと説明には難しい語彙があるのである程度その語彙を頭に入れないといけない事と、知らない言葉でも漢字等から予想して大体こんな事言っているんだなと把握していく能力、接続詞、指示語とかキーワードを言い換えている部分とかから全体が分からなくても設問から逆算して答を出してある程度のものを作り上げていく能力も必要かと思います。

漢字や語句だけやったらその部分が出てくれば底上げすることができるのですが、説明文や物語文をきちんと読み込んでいくとなるとすぐに点数に入っていかないが、

 

 

まず適当に答えている、雑にやっているというのを直してあげて、方針を立てて適当に道を運転してあっちこっち行ってしまうのではなく、標識を作ってあげる右にまがろう、何キロで走ろうみたいにやっていってあげると国語ってこうやって勉強するのかという所が徐々に分かってくると思うんですね。

どこをまとめたらいいのかというスポットのあて方、筆者の言いたいところをまとめてごらんとかなどいろいろ技術はあるんですが1番ダメな所は具体例をひっぱって来る事、そうではなくそれをまとめた部分を言いたいのだから細かい所はここでは書いちゃダメだよと例えばの後のところは書いちゃダメだよ等をまずは教えてあげるとか、具体と中称もきちんと教えてあげていつもいつも文義立てて、本人に説得していく1個1個納得いったら納得いったという形をとる「これはこうだよいい?」って言うと、「分かった」という時「え~こうじゃん」という時があると思うんですよね。

 

 

「え~こうじゃん」という時にどう考えているのかな、そうかここがこうだってとったんだね、でもこうだからこうなんだねというのをやっていかないと国語はなかなか伸びないんですよね。本人が何をどう捉えているのかというのは個別的にやっていかないとできないので、そこが必要かと思います。

 

・全体の勉強の時間のスケジューリングは難しいとは思いますが、1番時間をかけなければいけないのが算数で分からなくなってしまうと、何も分からなくなってしまう状態になるので問題をたくさん解いて毎日計算問題をやってもいいと思います。

国語の漢字にあまり時間をかけ過ぎてしまうと、理科社会が回らなくなると思います。

理科社会を今適当にやると5年生の範囲を6年生であまり詳しくやらないので後で上乗りするのが大変です。

難しい問題は捨ててしまって構わないが基本的な知識1問1答的なものはきちんと今抑えていく必要があります。

そうしないと、6年生になった時に全体の知識があって今ここをやっているんだというのが分からなくなるので、理科社会は時間が掛かること重々承知していますが基本的なことはきちんとやるという形が必要です。

 

 

国語の文章読解は時間を使ってもしょうがないところがあって1人で考えていてもしょうがないので、オススメなのは個別で家庭教師、個別指導の塾の先生に教わって週2.3時間等と決めてその範囲内で集中的にやる、出された宿題をやる、それ以外の事は時間がないのでやらないという形、まんべんなく文章を読んでいても本人の実になる可能性は高くないので質のいいものを時間を使わず読んでいくという形がいいと思います。

 

・算数は自分で解けてしまうとことか、解き方見たらできるところもありますが、国語は横について知らない知識も教えてあげる、女の子男の子、生活によっての違いもあるので個別的に教えてもらった方が良いかなと思います。

理科社会の基本的な知識の確認は1問1答のテキストを買ってきたりとか、お父様お母様がついていればある程度できると思うんですよ。

そこに上乗せしていく必要があれば別途先生に教えて貰うというのは必要かと思います。

 

 

【Q&A】

文章読解力の勉強は毎日やる必要はありますか?

毎日やる必要は基本的にはやる必要はないと思っています。土日にまとめて等の方がいいと思います。

毎日文章読解こうだこうだではなく長いものをだらだらやっていても仕方がないので、今日は心情の捉え方をやるよみたいな形で、2時間なら2時間きちんと集中的にそこだけやる、例えば心情が出てくる場合はセリフにでてくるよねだとか、表情、行動に出てくるよね、机を叩いたらこれは怒っているか興奮しているよねだとかを集中的にその部分だけ入れていくんです。

そういった形できちんと突き詰めて今ここをやっているんだよ、これをやろうっていう風にやっていくと、そうか僕は心情の読み取り方勉強したなあの時ああいう風に言われたなこんな感じかなというのが頭の中に入って、増えて来ると思いますね。

スポット的にやることを絞って毎回今日はこれをやるという形でやっていけばいいと思いますので、毎日やるという事ではないと思いますね。

週2日やれば十分だと思います。

 

 

国語は週に1回まとめて勉強すると、国語の接する文章が限られてくると思うんですけど、それはたくさん接したから良いという訳でもないって事ですよね?

そうですね、たくさん読んだからといって読めるようになるとは思いません。

基本的な短い文章でもいいからここにつまりと書いてあるから前と後ろ同じことが書いてある、しかしって書いてあるからこれとこれが違う、この文章が言いたいことはこれであってこれとこれを対比して考えているんだねという事を頭の中にきちんといれるんですね、そうすると2つの事を二項対立でいう文章の基本的な事でもあるので同じような文章を見たな、ここが似ているけどここの言い方が違うなみたい2つの中の1つをとってこっちがいいこっちがよくないと筆者が言っている文章でこれはという事をきちんと入れてあげる、次に2つの事を言っているけど筆者はどちらもダメだといっている、新しい案としてこれがいいといっているんだみたいなことを入れてあげる、幾つか質の高いきちんとした文章の型を入れてあげるとそれを応用的に使うことができると思います。

文章のパターンはそんなにたくさんないのであるものを集中的にやって理解した方が他の物に対いても使えると思います。

 

 

まずは文章の読み方をしっかり学ぶことが今この時期は大事?

そうですね、6年生くらいになると結局問題も解けなければならないので、問いに集中して問いが何を聞いているのかそれに対してどう答えたら、どういうアクションをしたら1番良い点数結果が出てくるのかという所、徐々に技術的にはなってきますが、必要になってくると思います。

時間をかけないで集中的にやらないと他の課目の点数にも影響するところなので今の段階では文章をどう読んでいくか、何を言っているのか分かるようになるというところ、その読み解き方をやっていく必要があると思います。

 

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