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東京校、新年度のスタートです

こんにちは、受験ドクターのYです。

今年も中学受験が終了し、東京校の一期生を無事に送り出すことができました。
私も、都内の受験が実施された2月1日から5日の期間は毎朝受験生の激励に向かい、いくつかの中学校へは合格発表を見に行きました。
 
試験前の門前激励では、私に会うことを楽しみに来てくれた元気な生徒さんや、不安そうな顔つきで握手をした生徒さんなど、それぞれ十人十色の表情で入場して行きました。
試験終了後にお話を伺ったところ、「先生の顔を見て落ち着いた」と、言っていただきました。
試験前にお話できる時間はほんのわずかですが、少しでも緊張をほぐすお手伝いができたとしたらとてもうれしいですね。

また合格発表では、晴れて合格し、共に努力した日々が報われる喜びを生徒さんと分かち合うことが出来ました。
その一方で、第一志望で残念な思いをされた生徒さんもいらっしゃいました。
私は、次の目標に向かって励ますことしか出来ませんでしたが、悔しさを乗り越え、翌日の試験に臨み、見事合格を勝ち取った生徒さんたちの精神力の強さに、惜しみない拍手を送りたい気持ちです。
 
毎年、ドクター生全員に喜びだけで受験を終えていただけることが私の理想です。この理想を実現できるように、日々精進してまいりますので、今年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

中学入試が終わると、中学受験塾では新年度が始まります。2月から一学年進級して授業開始となるのですね。
授業日時の変更や、テキストの増加、担当講師の変更など、環境が大きく変わります。
家庭学習が行える日時と家庭学習に必要な時間を把握し、一週間の学習スケジュールを作成しましょう。
 
4月に入って小学校の新年度が始まると、生活リズムもさらに変化します。
4月以降の変化を見越して、3月までは家庭学習の方法も試行錯誤してください。
また、消化できなかった分野や単元は日曜日に振り返りを行うなど、調整日を設定すると、生徒さんの気持ちも楽になり、未消化の単元の積み残しもなくなりますので、ご参考にしてください。

新6年生は受験学年として、仕上げの一年となります。
一学期は新出事項も学習しますが、5年生までに学習した内容の発展的復習も多く入っています。
そうすると、「これまで学習してきたことが出来ていない」と感じる単元も出てくるでしょう。
 
そこで焦って苦手単元の克服に時間を割くことは思いとどまってください。
毎週のカリキュラムの進度も速いので、「苦手かな」と思われる単元はピックアップだけ行い、まずは毎週のカリキュラムをやり遂げて行くことを優先させてください。
苦手単元については、春期講習前後や祝日などを活用して、集中的に取り組むとよいでしょう。

新5年生は、学習ペースをつかみやすくするために、4年生で学習した内容の発展的復習からスタートする教材が多いようです。
しかし、復習単元が終了すると、算数の割合や理科の計算分野など、急に内容が難しく感じます。

5年生は成績が大きく変動する学年なのですが、復習単元の期間に5年生カリキュラムを甘く見てしまい、新出単元へ移行して波に乗れなかった生徒さんが、成績を下げているのではないかと思います。
新出単元になると、家庭学習量は1.5倍程度になるという想定で、学習スケジュールを立てておくと良いでしょう。

1月中に、2月以降は学習ペースがどのように変化するか、お聞きになられていることと思います。
それでも実際に体験してみると、想像以上に大変だと感じられることでしょう。
そのような時は、すぐに受験ドクターにご相談ください。お電話で、あるいは足をお運びいただけるようでしたら面談形式で、ご相談を承ります。


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