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東京校の皆様、初めまして!

東京校の皆様、初めまして!
この2月から、東京校の校長を務めさせていただくことになりました澤田重治と申します。
どうぞよろしくお願い致します。

専門は理系科目ですが、長いこと受験業界に身を置いておりますので、入試全般に関するご相談などでもお役に立てるところはあるかと存じます。
実際に授業を担当させていただくお子さんはもちろん、他の先生がご担当されているお子さんであっても、何かご心配事などがございましたら何なりとおっしゃってください。
皆様に頼られる校舎となるよう、他のスタッフとも力を合わせ、誠心誠意努めてまいります。

さて、今年も入試が終わりました。
結果は悲喜こもごも……大きな喜びと共に、残念ながら苦い気持ちを噛みしめることもありますが、それでも私はこの時期が大好きです。
それは、中学受験ならではの、とても美しい光景――反抗期真っただ中のはずのお子さんの口から、親御さんへ「ありがとう」という感謝の言葉が送られる瞬間に出会えるからです。

12才の小さな戦士たちですから、入試が終わるまでは自分のことしか見えず、時には自分だけが苦しい思いをしているような錯覚に陥って、ついつい八つ当たりをしてしまうこともあるでしょう。
しかし、すべてが終わってふと気がつくのです。
自分一人では、決してここまでは来られなかったと。
親御さんがずっと支え続けてくれたことが、どれだけ心強かったかと。

特に男の子などは、照れくさいのでぶっきらぼうに言うことが多いようですが、それでも気持ちは本物です。
たった一言であっても、心からの「ありがとう」なのです。

今日、受験を終えた方が、親子そろって、わざわざ訪ねてきてくださいました。
お母様が「終わってみたら、本当に受験をしたのかどうかも分からないような、とても不思議な感覚です」とおっしゃっていたのが印象的でした。
「時間がゆっくり流れているようで、1日がすごく長く感じる」ともおっしゃっていました。
その言葉から、いかに張り詰めた毎日を過ごされていたかがうかがえます。

苦しい日々の中で戦っていたお母様に、お子さんに、私は多少なりともお役に立てたのだろうか……。
答えの出ない思いを次年度への誓いに変えて、また新たな1年のスタートです。
東京の地で新たに出会ったお子さん、たまプラーザ校や代々木校から私の異動についてきてくださったお子さん、そんな皆様の期待に応えられるよう、今年も頑張ります。

中学受験界にとっての新年。
今年の目標は、「受験生全員の第一志望校合格」と「全生徒の成績向上」です!


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