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ガジュマルがお子様方の健康を見守っている!?

皆さん、こんにちは。

校長の澤田重治です。

 

東京校では、春期講習会も無事に終わり、また新しい日々が始まりました。

いよいよ学校でも新学年になったお子様方が、はじけるような笑顔で通ってきてくれています。

新しい仲間も増えてきました。

 

今年は桜の開花にも時間が掛かったようですが、やはり季節は進んでいるのですね。

6年生のお子様にとっては、入試までの残り日数も300日を切りました。

 

 

さて、理科の講師だから……というわけでもないのですが、

私は植物が好きで、よく自分のデスクに小さな観葉植物を置いていたこともありました。

マイナスイオンなどという難しいことは抜きにして、やはり緑を見ると癒される気がするのです。

 

そんな私が、2月に東京校に赴任してきたとき、すっかり葉の枯れてしまった、小さなガジュマルを見つけました。

ガジュマルという植物は常緑樹なのですが、もともと九州~沖縄あたりの暖かい地域に生息する植物のため、寒さに弱く、冬を元気に乗り切らせるのは難しいのです。

 

しかし、それでも植物自体が完全に死んでしまっているわけではなさそうでした。

少しずつ暖かくなってくる季節ですし、是非ともこのガジュマルを復活させたい――この時から、私の「ガジュマル復活作戦」はひそかに始まったのです。

 

そして、手入れを始めてから約2ヶ月、これが現在のガジュマルの様子です。

tokyo_blog_april

 

 

1枚も葉がなかった状態から、ここまで元気になりました!

新しい葉が出始めた時には、柄にもなく感動して、涙が出そうになりました。

 

愛情をもって手をかけると、植物もちゃんと応えてくれるのですね。

植物ですらそうなのですから、お子様の学力だってきっと……。

 

 

嬉しかったので、ガジュマルという植物について、ちょっと調べてみました。

そうすると、もっともっと大切にしたくなるような話が続々と出てくるではありませんか!

 

まずは、花言葉ですが――その前にちょっとだけ理科講座をさせてください。

 

ガジュマルの木をご存知の方は、「えっ、花なんて咲くの?」と思われるかもしれませんね。

しかし、ガジュマルにも花はあります。

そもそも、理科的には「種子を作る器官」のことを「花」と呼ぶので、種子植物はすべて花が咲くことになるのです。

入試問題でも、「花を咲かせる植物」という表現が出てくることがありますが、これは種子植物のことを意味しています。

ちなみに、ガジュマルの花は、春につける1cm程度の小さな実の中に咲くのだそうです。

「なんだかイチジクみたい」と思ったら、クワ科イチジク属の植物でした。

 

さて、本題に戻ります。

ガジュマルの花言葉は、なんと「健康」なのだそうです。

 

中学受験では、実力を出し切るための「健康」は、とても大切な要素です。

そう考えると、受験ドクターにピッタリの植物ではないですか!

 

しかも、沖縄諸島周辺では、ガジュマルには「キジムナー」という子供の精霊が宿っていて、木を大切にすると、キジムナーが家を守ってくれると言い伝えられているそうです。

子供の精霊が宿る木が、受験に向けて頑張っているお子様方の健康を見守ってくれるのだとしたら、こんなに喜ばしい話はありません。

 

そんなガジュマルに感謝の気持ちと願いを込めて、今日も私は、緑の葉を眺めています。


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