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乾燥とインフルエンザに注意

皆さん、こんにちは。
東京校校長の澤田重治です。

つい先日まで夏期講習会をしていたような気がするのですが、
気づけば冬期講習会の季節なのですね。
確かに、帰り道で見上げるオリオン座も、ずいぶん高くなりました。
月日が流れるのは、本当に早いです。

この仕事を長くしていると、「寒い=入試」という感覚が体に染み付いてくるのでしょうか。
私だけかもしれませんが、気温が下がってくると妙にソワソワした気分になります。
何度経験しても、この感覚には慣れません。

生徒さんたちの学力がしっかりつくように。
入試本番で力を出し切れるように。
万全の体調で入試に臨めるように。

日々、そんなことばかりが脳裏に浮かびます。

次第に空気が乾燥している日も増えてきましたし、
帰国生入試や一部の推薦試験はすでにスタートしました。
そんなわけで、東京校でも、11月末から加湿器が活躍しています!

 

tokyo_december

 

もちろん、手指消毒用のアルコールも完備しています。
インフルエンザ感染予防のため、東京校にお越しの際はぜひお使いください。
さて、いよいよ2月1日までの残り日数も50日を切りました。
受験生にとっては、入試当日に向けて、
最後の準備を始めなければならない時期に差しかかってきたということです。

それは、「入試当日を『いつも通り』にする」ための取り組みです。

たとえば、いつも答案用紙に雑な字を書いているお子様に、
「入試当日もそんな字を書くつもりなの?」
と聞くと、大抵は
「入試の時はもっと丁寧に書くから大丈夫」
という返事が返ってきます。

しかし、いつもと違う行動をとるということは、自分自身に対して
「今日は特別なテストなんだ!」と言い聞かせているようなものなのです。
わざわざ自分にプレッシャーをかけておいて、平常心なんて望めませんね。

入試当日、本当に丁寧な字を書きたいのであれば、
答案用紙に丁寧に書くことを「いつも通り」にしておかなければなりません。
つまり、今までとは違う習慣を身につけなければならないのです。

人が新しい習慣を身につけるには、最低でも21日間かかると言われています。
しかも、あくまで「最低限」の話なので、もっと時間がかかる可能性もあるのです。

そう考えると、そろそろ始めておかないと心配です。
遅くとも冬休みが明けるまでには新習慣の中に身を置きましょう。

入試当日の行動を、できるだけ細かくイメージしてみてください。
そして、ただでさえ慣れない環境で試験を受けなければならないのですから、
少しでも「いつも通り」を増やしておきましょう!

たとえば……

当日は鉛筆を使いますか? シャープペンシルですか?
その日のために温存しておいた新しい鉛筆なんて、平常心を奪うだけですよ。

第一志望校の入試当日は、何時に起きますか?
人間は、起きてから頭がフル回転するまでに2~3時間かかると言われています。

眼鏡の度はあっていますか?
作り直すなら、今のうちから新しい眼鏡の視界に慣らしておいた方が良いかもしれません。
皆様が平常心で入試当日を迎えられることを心より願っております。


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