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浅草橋の歴史

こんにちは。東京校の長門です。

3月も半ばを迎え、春らしい暖かな陽気の日が増えてきました。
春眠、暁を覚えず」」とはよく言ったもの。
春はその「心地よさ」からすぐ眠くなったり、
「花粉症」でなかなか勉強に集中できなくなったりと、
何かと生活リズムが狂いやすい時期でもあります。
もうすぐ春休み!しっかりと体調管理をしてくださいね。

さて、今回の東京校ブログでは、春期講習のお知らせと、
恒例の「最寄駅シリーズ番外編として
「浅草橋」駅を紹介してみたいと思います!tokyo_m1
どうぞ、よろしくお願いいたします!

観光地「浅草」にはない「浅草橋」駅

今回紹介する「浅草橋」駅は、
東京校まで徒歩10分程度の距離であることから、
東京校の第4の「最寄駅」とも言える駅です。

さて「浅草橋」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれますか?
きっと、あの「雷門」がある「浅草寺」を思い浮かべるのではないでしょうか。(私もそうでした笑)
しかし、残念ながら「浅草橋」駅のすぐ近くに「浅草寺」はありません
浅草寺への最寄駅は、都営浅草線の「浅草」駅となります。

もちろん、「浅草橋」駅からも「浅草寺」に行けるのですが、
徒歩で30分は覚悟してもらうことになります。(笑)

ここで、1つの疑問か浮かびます。
「浅草寺」のある観光地「浅草」から、数キロも離れた場所にある「浅草橋」駅。
なぜ「浅草橋」という呼び方になったのでしょうか?tokyo_m2
この理由は、これまで同様、やはり「江戸幕府」と深い関係があったからなんです!

○江戸を守った「浅草見附」の橋

江戸を西から東に流れる神田川
その最下流には、北から南に流れる隅田川があります。
この2つの川が合流する北側の場所に、現在の「浅草橋」駅があります。

実は、江戸時代の頃は、この江戸城の東方面で、
神田川」から北側一帯の地域を「浅草」と呼んでいました。
(ちなみに地図で確認すると、「浅草橋」駅のほぼ北東方向に「浅草」駅があります!)

そして、この2つの川が合流する要地に、
かつて江戸城の見張り場である「浅草見附」という見張り所があったのです。

見附(みつけ)」とは、江戸城の警護のために、
江戸城外に設けられた見張り所のことで、
赤坂浅草市ヶ谷四谷など主要な場所は「三十六見附」と呼ばれていました。

見附」には必ずが架かっており、
そこで江戸に出入りする人々を取り締まっていました。
今でも総武線に乗ると、車内から「お堀」が見えますよね。
そこに橋をかけて江戸城内の守りを行なっていたのが、まさに「見附」だったのです。

ここまで説明すれば、もう皆さん「浅草橋」駅の由来が分かったと思います。
つまり、観光地「浅草」にある橋ではなく、
江戸の見張り所である「浅草見附」にある「」から、その名がついたのです。
名前に歴史あり!とても面白いですね!

ちなみに、現在は「浅草見附」の遺構は残っていませんが、
当時「見附」のあった場所には、ちゃんと石碑が建てられています。

春の陽気に誘われて、たまには気分転換も兼ねて、tokyo_m3
地元の「史跡」を訪れ、歴史を学んでみるのもいいかもしれませんね。

春こそ「スタートダッシュ」と「苦手克服」!春期講習のお知らせ

さて、受験ドクターでは、3月25日(月)から春期講習が開講となります。
いよいよ4月から新学年!
新学年の学習を先取りしてスタートダッシュしたい!」と気合が入っている人も多いと思います。
一方で、「旧学年の課題が残っていて困ったなあ…」という場合は、
この「春休み」にしっかり不安を解消しておくことも大切になります。

集団指導塾では、春休みの学習から本格的にカリキュラムが進み始めますので、
自分の苦手な単元や教科に時間を割くことが難しくなり、課題の克服が進みません。
そんな時は、ぜひ受験ドクターを活用してみて下さい!

通塾している生徒さんは、集団塾との掛け持ちで受講されている方がほとんどです!
苦手分野や苦手教科を、分かりやすく解説し、早めに克服することを通じて、
少しでも皆さんのお力になれればと思っています。
いつでもどうぞお気軽にご相談ください!

皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています!


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