重点校『浅野中』算数の出題傾向
「浅野の教科別傾向をお伝えしよう!」と始まったこのシリーズ。
理科から始まり、国語・社会と経て、最後は算数です。
神奈川御三家と称される栄光・聖光の算数と比べて、浅野の算数は端的に表現すれば「オーソドックス」。
男子難関校には珍しく、冒頭に計算問題が2問。順算と逆算を1問ずつという形式が続いています。年度によっては煩雑な計算のこともあり、受験生を慌てさせることも。
「計算問題 ⇒ 小問集合 ⇒ 大問」という問題配列も毎年変わらず。小問集合から前半の大問にかけては、受験生であれば一度は解いた経験、目にした経験があるものが多く、受験生にとっては安心感のある入試問題のセットです。後半の大問は処理量が多く、時間内に全てを解ききるのは難しいでしょう。
頻出分野は平面図形、立体図形、規則性、場合の数。
特に平面・立体を問わず図形の出題数が多く、図形を仕上げることが浅野の算数攻略への近道です。
注意しておきたいのが、式や考え方を要求する記述型問題の解答スペースについて。
H19年度以降は大問2題が記述型ですが、この場合、解答スペースが(1)(2)というように小設問ごとに区切られておらず、大問1題につき1ブロックという書式です。すべての設問を1ブロックの解答スペースに収める必要があり、1つの設問あたりで考えるとスペースが狭い部類に入ります。このような解答スペースが狭い学校の入試では、自らの思考過程を簡潔にまとめ上げる力が要求されると心得て下さい。
これらの傾向を踏まえたうえで、残り3ヶ月、算数でもうひと伸び、いえ、もうふた伸びするために何が必要か?
知りたい方は遠慮なく受験ドクターまでお電話下さい。
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