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みなさん、こんにちは。
代々木校の葛坂です。

8月に入り、いよいよ夏本番ですね。

夏の風物詩と言えば、皆さん色々なものを思い浮かべるかと思いますが、野球好きの私としてはやはりなんと言っても「甲子園」。
炎天下のグラウンドで、一発勝負の緊張感のもと、全力で駆け回る姿とそこで生まれるドラマには毎年感動が抑えきれません!

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よよぎって

今更ながら、変な地名です。
よよぎ…

調べてみると、

戦国時代の書状に、「代々木村」の名がすでにあり、江戸時代には大名・旗本の屋敷地がありました。この名は、村人が代々サイカチの木(豆科の落葉高木)を生産したことにちなんでいるという説があります。(渋谷区HPより)

“代々木御料地なる旧井伊侯下屋敷に樅の老樹あり、幾年代を経しを知らず、既に枯れて後継樹も喬木となり居れり、是れ当地に於いて最も有名なり、代々木の称は是より起これり”とあり、代々(だいだい)この地に樅(もみ)の大木があったので、「代々木」の地名がついたという説もあります。(『大日本名所図絵』)

ふむふむ。
1) 長くにわたって(代々)マメ科の木を生産していた から代々木
 2)長くにわたって(代々)大きな樅の木があった から代々木

どっちも似たような由来ですな。
とどのつまり、木があったと。

エンドレス代々木

代々木の範囲は広いです。

代々木駅・代々木八幡駅・代々木上原駅。
代々木と名の付く駅が3つあります。

なんでこんなに代々木は広いのか。

住所としての代々木は1丁目~5丁目までですが、
隣接して元代々木町・代々木神園町があります。
さらに西に接する上原地区も広義の代々木に含まれます。

実は、明治時代にはすべて“代々木村”と呼ばれていた地域です。

かつては南豊島郡代々木村でしたが、
1889年の市制町村制の施行により幡ヶ谷村と合併して“代々幡村”に。
代々幡町を経て、1932年に渋谷町・千駄ヶ谷町と合併して、渋谷区誕生!

もともとの代々木村が広かったので、
現在でも代々木と称される地域は広いんですね。

なかなか役に立たない豆知識です。

歴史の舞台

そんな代々木村も、
近代日本の発展とともに、大きく変化しました。

大正期には明治神宮が創建され、

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戦後はワシントンハイツ (在日米軍施設)が建設され、
1964年には東京オリンピックのための国立代々木競技場。

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こうしてみると、代々木の歩みは奥深いですなぁ。

受験ドクター代々木校は夏期講習真っ最中。
生徒たちは毎日元気に猛勉強!
日々成長する姿が眩しいですね。


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