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【重点校・2】豊島岡学園中学(3) サンデーショック

2015年度2月1日は日曜日。つまり今後の中学入試は「サンデーショック」にあたります。主に女子のプロテスタント校が入試日を移動させることによる動向変化を指す言葉なのですが、「桜蔭と女子学院の両方受けられる!」などという盛り上がりがかつてと比べてあまり強く感じられなくなったような気がするのは、ここ数年の「堅実志向」の表れなのでしょうか。

さて、この話題でとかく注目を集めるのはやはり豊島岡です。一回目の入試が行われる2月2日に御三家の一角、あの女子学院がぶつかるのですから。当然、
「受験者が減る」
たしかに減ります。では、その分、競争が緩和されて受かりやすくなるのかというと、そんなうまい話はありません。
「合格ラインが上がる」
学校側としてはレベルダウンをさせるわけにはいきませんから、厳しい入試にしてくるわけです。
実際、前回のサンデーショックの2009年度では、その前年2.4倍だった実質倍率が3.6倍に跳ね上がっており、桜蔭受験者の約三割が不合格になっています。
つまり、大学進学実績およびそれに伴う評価や人気において御三家中学と同等のレベルになりつつある豊島岡において、受験者の分散は“追い風”になるどころか、とんでもない“向かい風”になっているというわけですね。

ここまで書いておいて、なんですが、
そもそも、志望校合格に向けて邁進している受験生にとって、やれ人気がどうだとか倍率がどうだとかいう話は、あまり意味のないことなのかもしれません。
「豊島岡はいい学校。なにがどうであろうと入試は激戦。それでも合格できるよう最後まで頑張ろう。」 それでいいのでしょうし、そうあるべきなのだと思います。

目標に向けて黙々と努力し続ける。そんな生徒を受験ドクターは全力でバックアップしていきます。


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