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家庭でもできる効果的なテスト直し

みなさん。こんにちは。今月はYが担当します。
みなさんはどのようなゴールデンウィークを過ごしましたか。充実したゴールデンウィークを過ごせた人、少しだらけてしまった人、さまざまいらっしゃると思います。ゴールデンウィーク中、小6SAPIX生はGS特訓がありましたね。さらには、ゴールデンウィークあけにはマンスリーテスト、四谷大塚生は公開組分けテスト、日能研生は全国公開模試がありましたので、勉強に明け暮れる日々だったと思います。

さて、テスト続きの今時分ですので、今日はテスト直しのお話をします。
みなさんはテスト直しをどのようにしていますか。ただ、×だったところを解き直すだけではもったいないですね。せっかく時間を割くわけですから、次のテストにつながるような効果的なテスト直しをしたいですね。それでは、ご家庭でもできる効果的なテスト直しを3つご紹介します。算数科の講師ですので、算数に偏っている点はご容赦ください。

1つめに、時間配分が適切だったかをチェックすることです。お子様の解答用紙を見て、たとえば、最後までたどりついていない場合、難しい問題に手をつけてしまった可能性があります。塾のテストはたいてい傾向が定まっているので、例えば「1の計算は3問あるから、6分で終えられるようにしよう」とか「7の(2)は時間がかかるから、後回しにしよう」など、具体的なアドバイスをしてあげられます。

2つめに、問題用紙の余白をチェックすることです。図をきちんと書いているか、筆算をナナメにかいていないか、ほにょほにょ計算して自分の書いた0と6を見間違えていないか、自らミスをする方向に行っていないかを指摘してあげることで、次回から気を付けるようになります。

3つめに、テストに対する執着心をみることです。これは賛否両論ありそうですが、私の個人的な意見を述べれば、解答用紙は全部うめるべきだと思っています。たとえば、「クラスに何人いますか」などという問題。間違いなく、14.7人など小数はありえないわけです。また2548人などもクラスの人数にしては多すぎます。もっともらしい答えを書くだけ書いてみる、書かなければ間違いなく×だけど、書けばもしかしたら正解するかもしれない。その1問のカンがクラスアップにつながるかもしれない。間違えてもいいから、解答用紙をうめる。そのような姿勢は重要だと思いますし、答えの目安をイメージするトレーニングにもなります。空らんの部分がありましたら、「だいたい何人くらいだと思う?」と聞いてみてあげてください。
 上記3つの点を、ぜひテスト直しに付け加えてあげてください。これだけで、だいぶ点数が変わってくるはずです。


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