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夏の学習の準備

皆さま、こんにちは。今月の代々木校舎ブログはE.Kが担当いたします。
最近すっかり暑くなってきましたね。
暦の上では既に夏、
受験ドクターでは、お預かりしている生徒さんたちの夏の学習の準備を進めています。

【夏に備えて】
読者の皆さんは夏休みの準備といえばどんなことを思い浮かべられますか。

おそらくまずパッと浮かぶのが、スケジュールを立てること。

とりわけ6年生にとっての夏は正念場。基礎の復習もしたいし、応用力もつけさせたい。過去問にも取り組み始めたいし…と挙げればきりがありません。

ところが、いざ蓋を開けてみると思いの外予定通りには進まないんですね。

その原因は大きく2つ。

1つは子ども自身に、予定通りにやろう、やらなきゃ、という気持ちがないケース。

もう1つは、予定のプランをこなすために必要な力と子どもの現状とが乖離しているケースです。

集団塾の夏の講習会で、朝から晩までみっちり勉強していたはずなのに、今ひとつ成績が伸びなかった。なんてことにならないためにも、今からしっかり準備をすすめておきたいところです。

【自分を知ることから】
では、どのような準備をしたら良いのでしょうか。
夏休みにおすすめの参考書、とか夏の特別講座、だとか、こんなこと、あんなこと、やったらいいですよ~、という情報は今の時代、巷に溢れていますので、ちょっと調べれば十分過ぎるくらい手に入るでしょう。

けれど、お子さん自身が、何ができていて、何がまだ理解があやしいのか、という情報だけは、外で調べても絶対に手に入りません。

それは、今まで受けた模試の成績票や、答案用紙、普段のノートや家庭学習の跡を振り返って、しかも整理して初めて、手に入ります。

でも、これってお父さんお母さんがやるには結構大変な作業ですよね。本人が自覚を持って、自分でやってくれたらどんなに良いことか。こんなところにも手間がかかるので、中学受験は親子の受験でもあるんですね。

意識の高い大学受験生や高校受験生ならば自分でその作業ができます。もしかしたらお父さんお母さんもご自身の受験を振り返るとそうだったかもしれません。

でも、中学受験生においては、基本的には誰か大人がやってあげないと、子ども自身は分かっていない、あるいは大雑把にしか把握していないと考えておいた方が良いでしょう。

【模試で何を見る?】
6月から7月にかけていろんな塾の模試が行われます。
お子さんに、やる気があるにもかかわらず、成績が今一歩振るわなかったとき、その原因をしっかり分析していきましょう。
この時期にやる気自体が見られないときは、やる気が出ない原因が何なのかをまず、つきとめないといけません。

そのような分析を経て、夏に何をしたら良いのか、どのような声かけをしたら良いのか、どこまで到達することを目標にできるのかが決まっていきます。

【個別指導の夏】
受験ドクターでは、一人一人の生徒さんに夏の「提案書」を準備しています。
集団塾ではクラス単位で、決まったカリキュラムに沿って学習を進めますが、個別指導では、生徒一人一人、ここまでの学習の進み具合や、タイプ(ソーシャルスタイル)にあわせてオーダーメイドで夏の学習を提案します。

普段の指導で、マンツーマンでお子さんの姿を見ているからこそ分かる、これが必要!というポイントを夏の指導計画に盛り込んでいます。

また、普段は特に苦手なひと科目だけで受講しているお子さんから、夏だけは4科目全部受講させてください、という依頼を頂くこともあります。

その場合も、早めに担当講師を決めて、入念に情報収集をしたうえで臨む方が効果的なので、6月は夏に向けた体験ラッシュになります。

夏休みは、学校がお休みでいつもより時間があるようでも、やるべきこともたくさんあるので、いざ始まってみるとあっという間に終わってしまった、というふうになりがちなもの。

確かな手ごたえのある夏の学習を準備しましょう。お子さま一人のためだけにベテランプロが専属プランナーを務める、中学受験専門の個別指導塾、中学受験ドクターならではの夏の活用法に、ぜひご期待下さい。


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