1年で偏差値を20あげるには!!

1. 個々の生徒の弱点を的確に把握し、最短時間で最高の成果が出るように学習させなければならない。

塾の問題点は、個々の生徒の弱点への対策ができないことにあります。しかし、中学受験の場合は、特に、この「弱点分析」と「弱点克服」のための対策をしなければ、伸びる子も伸びません。

2. 「自ら考え」、「自発的な学習」をさせなければ伸びない。

勉強を強制させてはいけません。無理やりやらせても、よく伸びて偏差値50台でしょう。それよりもむしろ指導者は「自ら考え」「自発的に学習させる」ように、絶えずその具体的指導方法を考えて、工夫して指導しなければなりません。

3. 中学受験の場合は「興味を持たせ」、「楽しく学習」させなければならない。

例えば、考古学を例にとると、「穴を掘れ掘れ!」と初めに苦痛を与えてしまえば、子どもは考古学に興味を持つどころか、逆に嫌いになってしまうでしょう。考古学をやらせたければ、まず化石の面白さを見せるべきです。つまり、勉強をやらせたいのならば、「ヤレヤレ!」と子どもの頃から苦痛を先に与えるのではなく、その前に、まず、「算数の面白さなどを教え」「興味を持たせ」「楽しく学習させる」ことが重要なのです。ご家庭で、これができていますでしょうか。

何の工夫もせず、労力も使わず、ただ「勉強ヤレヤレ!」としか言えない指導者(親御様も含む)のもとで、「自ら工夫し」「自ら考える」子どもが育つ訳がありません。子どもは親(指導者)の姿を見て育つのですから。

4. 指導者は、お子様や親御様を感動させるくらいの指導ノウハウを持っていなければならない。

親や子どもを感動させるくらいの指導ノウハウを持ち、大手の塾でのテキスト・解説方法を熟知し、様々ある解法の中で、お子さんに最も合った解法を使い分けるくらいの指導力を持っていなければなりません。(家庭教師ドクターのスーパープロコース・ドクタープロコースに限り)

5. 子どもに自信をつけさせなければならない。

解説の際、裏技などを散りばめて、一問一問をとにかく理解させ、「分かった!!」という感動をさせ、自信をつけさせなければなりません。自信さえつけば、その後の高度な学習にも耐えることができ、無理なく学習を進めることができます。

6. 定期的に子どもの状態を客観的に把握し、必要であれば、計画を修正しなければならない。

成績が上がらない場合は、必ず「上がらない理由」があります。その上がらない理由をつきとめて、「上がる理由」を構築して行かなければなりません。そのため、数ヵ月ごと定期的に、計画を練り直し、確実に合格に向かう学習に軌道修正しなければなりません。

親御様の関わり方が重要

中学受験の合格の可否は、指導者・親御様の関わり方で8割以上決まります。親御様も、上記のような考え方で、お子様と接せられることを切にお願いいたします。

プロ家庭教師をリーダーとして、その方針のもと、子ども・親がチーム一丸となることが重要です。

親御様の「関わり方」がマズイと、プロ家庭教師が指導したとしても、それだけ伸ばしにくくなってしまいます。

成績を上げるのは、プロをもってしても、大変なことです。各プロ講師は、そのプロとしての経験の中で、成績が上がる理由つくりを一生懸命にします。

しかし、親御様が上記のような方針と明らかに食い違うような関わり方をされると、いくらプロと言えども成果を出せない場合があります。プロも完璧ではありませんが、少なくとも親御様よりも指導経験は多いと思います。

プロ講師の経験を信じて、ついていっていただければ成績も伸びやすくなります。この点、ご理解の上、ご協力下さい。