小松先生
プロフィール
中学受験指導歴18年
四科目指導可能
データ分析に基づく合理的な指導に定評あり
合格実績
筑駒、開成、麻布、武蔵、雙葉、渋幕、明けの星など
インタビュー目次
【楽しさを提供できる先生でありたい】
先生が今まで指導されてきたなかで、記憶に残っている生徒さんなどいらっしゃいましたか?
そうですね、成績がグンと上がった子供さんは鮮烈に覚えてますね。
どんな生徒さんだったんですか?
算数をまったくやらない、伸びない、点数取れないって子供さんでした。「わからないことが嫌だからやらない」っていうような。私が指導を始めてから何ヶ月かして、夜中の3時に「これがわからない、明日がテストだ」って泣きながら電話掛かってきて。お家に伺う訳にもいかないので、FAXで指導しました。
すごい。私もそんな熱心な先生に出会いたかったです。
その子がSAPIXさんの生徒さんで、すごい下のクラスだったのに、指導を始めてから御三家を目指すような子が入るαクラスにいつの間にかなっていました。打てば響くというか、私が指導したことをすぐやってくれるように、見違えるように変わりました。
成績が上がり調子になって、本人が一番喜んで。私も、この子はどこまで行けるんだろうと燃えて、四六時中考えていた時期もありました。
最終的に、その生徒さんの中学受験はどうなったんですか?
最終的に、慶應SFCに進学しました。でも、最初はそういう中学は狙っていなかったので、親御さんはそんなところに進学させて大丈夫かって心配されていたようでした。
レベルが高すぎるのではないかと?
そうですね。でも、簡単には受からない学校だから、ぜひ行ったほうがいいと勧めました。今でも、その子供さんから手紙が来たりします。
中学受験は3年生、4年生から始める子が多いですけれど、子供さんがその気になれば、6年生からでもできるんだと、痛切に感じました。
【1対1の特別な関係づくりが魅力】
では最後に、家庭教師の魅力を教えてください。
家庭教師の魅力は、子供さんと唯一無二な特別な関係になれることです。子供さんが自分に心預けてくれると、今まで見えなかった子供さんの別の一面を発見できます。そのような1対1の関係の中で、子供さんが何を好んで、面白いと感じて、興味があるのか、まずは私がそれを勉強させてもらいます。そこから、子供さんの興味を引き出すために、これはどうだ、これならどうだ、とコミュニケーションをとりながら子供さんのやる気を引き出していく。そんなところが家庭教師のやりがいであり、魅力かなと思いますね。
小松先生が生徒一人ひとりを大切にしているのが伝わってきますね。ちなみに、今の子供たちってどんなことに興味持ってるんですか。
基本ゲームが好きですよね。でも実は、ゲームそのものが好きではなかったりもするんですよ。
というと?
もちろん、周りがゲームをやってるからやるか、みたいな場合もあるのですが、突き詰めていくと、「自分が今まで知らなかったことを知れる」というのが面白いんですよね。だから、ハマってしまうゲームには新しいシステムが取り入れられて、それに自分が順応していく過程がすごい楽しいんだと思うんですね。でも、それはゲームでなくとも、勉強にも同じことが言えます。算数の勉強でも、本人に「これとこれを足して、こうすればできる」と本人に気づかせて、ハマってもらう。
たしかに、ゲームはいけない、じゃなくて、ゲームの楽しさと勉強の楽しさって、こういうとこ似てるよって教えてあげるとか。
おっしゃるとおりですね。子供さんの興味がどこに向いているのかをまずは知ってあげて、それを勉強にきちんと繋げてあげることができると、良い先生なのかなと思いますね。
貴重なお話ありがとうございました。
どうもありがとうございました。