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投稿日:2020年11月17日

テーマ: 理科

理科「知識語呂合わせ」 ~植物編~

みなさんこんにちは。受験ドクターの石田新一です。

今回は、理科の知識の覚え方をお伝えしたいと思います。
過去問をやっていると意外と細かい知識の出題があります。配点は低いですが、その1問が合否を分けることもあります。一つでも多くの「使える知識」を身に付けて頂きたいと思います。

「使える知識」とは?

ただ単に言葉を覚えるのではなく、つながりを持った知識を身に付けることで、

設問に対して正しく答えることができるようにするということです。

例えば、無胚乳種子は?

「マメ、クリ、アサガオ、ヘチマ、ダイコン、アブラナ、ヒマワリ、ホウセンカ」

と早口言葉のように言ってみてください。呪文を唱えるように。
これを覚えたら、マメ科の植物、ウリ科の植物、アブラナ科の植物など同じ科の植物は同じ性質を持つという視点から答えを導くことができます。

単子葉植物は?「トウモロコシ、トウモロコシ、アヤメ、イネ、ユリ、ムギ、ネギ~、ススキ~!」

と歌います。歌は「東京ブギウギ」の節で(クリアアサヒのCMで使われていますが、古い歌なので・・・)とにかく、これを覚えたら、イネ科の植物、球根で育つ植物などは単子葉植物であると判断できます。

その他、「語呂合わせ」で覚えられる知識をいくつかご紹介いたします。

 

「子葉が地中に残る植物」
泣くゾ、アエ~ン ⇒ ナラ、クリ、ソラマメ、アズキ、エンドウマメ

「ロゼット草」
ロゼットおばさん、ひなたでイチゴ待つ
⇒ オオバコ、ヒメジョン、ナズナ、タンポポ、イチゴ、マツヨイグサ

「バラ科の植物」
サバリンのモモ、うめ~ナシ! ⇒ サクラ、バラ、リンゴ、モモ、ウメ、ナシ

「アブラナ科の植物」
だいこんあぶらなきゃ、ぶろかりなずな~
⇒ ダイコン、アブラナ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ナズナ

「ヒルガオ科の植物」
朝昼さつまいも! ⇒ アサガオ、ヒルガオ、サツマイモ

「ウリ科の植物」
へちま顔、好きか? ⇒ ヘチマ、ユウガオ、スイカ、キュウリ、カボチャ

「キク科の植物」
聞くとひまで、ひめたん、こすだり
⇒ キク、ヒマワリ、ヒメジョン、タンポポ、コスモス、ダリア

「ブナ科の植物」
四角に並ぶな! ⇒ シイ、カシ、クリ、ナラ、ブナ

「お花とめ花がある植物」
トウマスがっくり! ⇒ トウモロコシ、マツ、スギ、カキ、クリ

「お株とめ株がある植物」
株で異常なからす売り! ⇒ イチョウ、カラスウリ

「根に養分をたくわえる植物」
代打、忍者、さつまいも! ⇒ ダイコン、ダリア、ニンジン、サツマイモ

「茎に養分をたくわえる植物」
さといもだけじゃ、吐くわい! ⇒ サトイモ、ジャガイモ、ハス、クワイ

 
かなり「こじつけ」的なものもありますが、とにかく「覚えた者勝ち」ということで、ご容赦下さい。
他にも皆様が知っている「語呂合わせ」があると思いますが、今回ご紹介したものも、是非活用して頂ければと思います。

理科ドクター