◆中学受験を控えた保護者様必読!!◆
プロ講師、プロの家庭教師による偏差値アップ!合格力アップ法!
『中学受験 プロの神髄
お子さんの理解は個別の現場で作られる
海田真凛講師インタビュー』
第186号 2013-07-22
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メインコンテンツ
□ 個別指導 プロの神髄(海田 真凛 講師インタビュー)
・帰国子女にみる個別指導
・つまずきの正確な位置をつきとめるには
・個別でなければならない理由
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夏本番。
よういドン!でスタートする夏期講習。
学習計画は立てましたか?
大切なことは、リズムよく、規則正しく続けること。
気負わず、一日でつめこまず、途中でガス欠にならないよう、
一日、一日の、「これがわかった!」「これだけ覚えた!」を大切に。
倦まずたゆまずの地道な作業が、秋以降の強固な地盤を作ります。
さて、今回のインタビューは、
当塾ナンバーワンの人気実力講師、算数の海田真凛講師です。
どんなお子さんも着実確実に力をつけ、志望校合格へと導く、
当塾の誇るスーパードクター講師に、
個別指導の神髄をお話しいただきました。
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海田 真凛 講師(算数)
生徒さん、保護者からの高い信頼度、
確かな指導技術と柔軟で緻密なプランニング力、
瞬時の学習状況の正確な診断、的確な処方、伝達力、
いずれをとっても、間違いなく当塾ナンバーワンのスーパードクター。
桜蔭をはじめとする超難関校のみならず、
共学、男子校、女子校、国立、公立中高一貫校まで
いずれの志望校であっても傾向と対策の的確さはまさに職人技。
各塾の特性、テスト傾向、カリキュラムにも精通し、
その情報力、指導力の高さから、全ドクター講師から
一目も二目も置かれ、絶対の信頼を寄せられています。
クールな印象の中、はにかんだ笑顔が謙虚で率直な人柄を
しのばせる、人間力も当塾ナンバーワンの大人気講師です。
海田 真凛先生の詳細はこちら
http://www.chugakujuken.com/juku/koushi/matsuura/
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個別指導 プロの神髄
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■■■ 帰国子女にみる個別指導 ■■■
春野 本日は個別指導の職人芸を日々磨き、
すでに名人の域にまで達していらっしゃる海田先生に
胸を借りるつもりでお話をお伺いいたします!
海田 いえいえ(はにかむ)。
やめてください(謙そんする)。
春野 お伺いしたいことはたくさんあるのです(きっぱり)。
今までの生徒さんで海田先生でも苦労なさったことはありますか?
あればぜひお伺いしたいのですが。
海田 いや、苦労といえば、日々苦労ですからね。
でも、やはり大変だなと思うのは、外国暮らしが長い、
帰国直後であるなどの帰国子女のお子さんで、
設問の意味がとれない、リード文自体の理解に難があるケースは、
かなり気を遣います。
春野 気を遣う、とは?
海田 つまりですね、たとえば
「Q地点から100メートル手前で出会った場合」という設問の
部分に対して、「手前」という表現で引っかかってしまう。
「手前」を「前」と同じ意味だと解釈しているんです。
お子さん自身が間違いに気づかないまま、
100m「手前」を100m「先」だと思って、
100m引くところを100m足してしまう。
春野 でもそれって、こちらから見ると、
単純に書き間違ったかな、と思いますよね。
海田 そうなんです。ケアレスミスと勘違いされやすい。
ですから、一見ケアレスミスに見えても、確認する、
というこちら側の気遣いが必要なんです。
春野 なるほど!
で、聞いてみたら「手前」で引っかかっていた、と。
海田 それが、そうたやすい話ではないんです。
「手前」で引っかかっていた、ということがわかるためには、
本人が自分の解き方を正しく説明できることが近道なんですが、
帰国子女のお子さんの中には、日本語として
うまく思いを表現できない場合があるんです。
つまり、思っていること、考えていることと
表現された言葉との間に微妙なずれがある。
ですから、本人との対話だけでは
なかなか問題点が見抜けなかったりするんですね。
■■■ つまずきの正確な位置をつきとめるには ■■■
春野 そういう対話でわからない場合は、何を手掛かりに
お子さんの「つまずきの箇所」を探し当てるのでしょうか?
海田 作業時の様子、立てた式、書いた図です。
春野 式や図から、というのはわかります。
作業時の様子から判断する、とは具体的にどういうことでしょうか?
海田 解く際、個別は隣でじっとお子さんの様子が観察できます。
どこで手が動いて、どんな式を書いたか、
逆にどこまで読んで手が止まったか。
要は、算数は作業がメインなので、その作業時の
手の動かし方、書いたタイミングで、何をどうとらえたのか
仮説を立てて、つまずきの箇所を推測します。
春野 その推測を基に説明を試みるのですね。
海田 そうですね。それで、どうもその仮説も違う、
となれば、また別の可能性を追います。
たいていは経験から一回でつまずきの箇所を探し当てますが、
その分、非常に作業時の注意深い観察が必要なので、
かなり神経を使いますね。
春野 それは1:1の指導時のみに可能なのですね。
海田 いえ、1:2でも可能ですよ(笑)。
春野 神業の域ですね!
海田 いや、それができてこその個別指導ですから。
■■■ 個別でなければならない理由 ■■■
春野 お話を伺っていると、同じことは外国暮らしの長い
帰国子女のお子さん以外にもありうるケースではないかなと。
最近のお子さんは語彙不足なので、設問自体読めない、
条件を把握できない、というケースが散見されますよね。
海田 そうですね。
お子さんが設問自体につまずいている場合、
どこで引っかかっているか見抜く手順は帰国子女の
お子さんのケースと同じです。
ただ、対話である程度意思疎通が
できる場合が多いので、その点では少し楽ですが。
春野 いずれにしても、お子さんがどこでつまずいているかの判断は、
個別でないと不可能ではないでしょうか?
海田 そうですね。集団の中では非常に難しいと思います。
そばでついて見る、タイミングを見計らって適切な声がけをする、
つまずきの箇所の仮説を確かめる、対話する、
すべて個別でのみ可能な指導法であることはまちがいないですね。
春野 中学受験は小学生の受験ですから、
個別の指導法がぴったり当てはまるのですね。
海田 そこが指導していて面白いところではあります。
春野 海田先生は、いつも本当に生徒さんと仲が良く、
見ていて信頼関係の固さに感動しますが、
やはり生徒さんの視点に立って、思考の筋道をたどる、
そこに生徒さんから信頼される秘密があるのでしょうね!
他にもまだまだお伺いしたいことはありますが、
もったいないので、今後もメルマガで小出しにしていきましょう!
海田 いやいや(はにかむ)。
春野 今日はどうもありがとうございました!