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中学受験
中高一貫教育の中で学ぶことpart 2
「私の場合 聖光学院の場合」
第187号 2013-07-29
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m e n u
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メインコンテンツ
□中高一貫教育の中で学ぶことpart2(伊後 光 講師インタビュー)
・聖光学院をめざして
・聖光学院の良さ
・環境によってつくられるもの
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夏期講習。
ドクターでも朝早くから夜遅くまで熱気あふれる指導が展開されています。
夏期は授業に身を入れるのが重要なのはもちろんですが、
実は塾の講習以外の時間の使い方も大切です。
つまり、
塾に行く前、行った後の家庭での過ごし方が
とても大切なのです。
柱は三本。
一本目の柱は【授業内容の消化】です。
これは授業後に行うもの。
各教科、すべてを消化しようとすると大変ですね。
あまり欲張らず、取捨選択してポイントを押さえる。
一つでもいいので、「今までわからなかった点がわかった」
「覚えていなかったことを覚えた」というものを作りましょう。
二本目の柱は【基礎知識の穴埋め】です。
これは授業に行く前。
覚えなくては使えない、
入れ込まなければ思考できない 基礎知識を
まとめて覚えるチャンス。
計画的に毎日規則正しく進めましょう。
大切なことは、リズムよく、規則正しく続けること。
三本目の柱は【課題の克服】。
これもまずは各教科、自分の課題項目を書き出して、
一日少しずつ潰していくつもりで学習計画を進めましょう。
実行することで充実した夏期になりますよ!
さて、今回のインタビューは、
当塾の若手実力派 伊後 光講師(算数)です。
若くてフレッシュな外見とは異なり、中学受験難関校合格の
経験値の高さは超ベテラン講師と肩を並べるほど。
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伊 後 光 講 師(算数)
元SAPIXで上位生を教えていた算数のエキスパート。
ご自身も中学受験経験者。
かの神奈川御三家の一つ聖光学院卒業後、
慶應大学に進学され、経済学を学ばれました。
ソフトで洗練された雰囲気をもつ、笑顔の素敵な先生です。
緻密な分析力と繊細な対応でお子さんの信頼を得、
根本からじっくりとひも解いていく丹念な指導で、
確実にお子さんの算数の力を上げていきます。
お子さんを決してせかすことなく、お子さんの「わかった」を
導き、それをそのまま得点と結びつける指導が定番。
全力でお子さんの志望校合格をサポートします!
伊後 光先生の詳細はこちら
http://www.chugakujuken.com/juku/koushi/igo/
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中高一貫教育の中で学ぶことpart2
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■■■ 聖光学院をめざして ■■■
春野 本日はいつもさわやかな伊後光先生にお話を伺います。
伊後先生は、聖光学院ご出身ですが、聖光学院のどういった点に惹かれて
志望校に選ばれましたか?
伊後 そうですね。
こう言ったら身もふたもないんですが、実は自宅が近かったんです。
春野 通学時間がかからない。それは重要な点ですね。
伊後 ええ、重要な点でした。
まあ、よく聖光生を見かける機会も多かったので、真面目そうだな、
自分でもなじみそうだな、というのもありましたが。
春野 で、いかがでしたか?
実際に入学して、こんなはずではなかった!
みたいなお話はありますでしょうか?
伊後 いや、ないですね。
見たまんま、まあ年頃の男の子ばっかりが集まって、
真面目に楽しく学校生活を送れたという感じですかね。
春野 憧れていたままだったと。
伊後 そうですね。期待外れ、というのは全くなかったです。
春野 中学受験の思い出で特に記憶に残ってらっしゃることはありますか?
伊後 実は私は途中で転塾したんです。
大手塾に通っていたのですが、授業がよくわからなくて。
なぜそうなるのか、ってところが見えてこないんですね。
それで思い切って親に言って、塾を変えたんです。
春野 それが良かった?
伊後 そうなんです。
そこの先生がすごく教え方がうまくて、すとんと腑に落ちる。
人数が少なかったんで、自分の解法に沿って教えてくれるから、
どこでわからなくなったのかが自分でもよくわかるんです。
ちょっとドクターの理念と似ていますね。
目の前の自分に一生懸命になってくれた、そんな感じです。
春野 小学生、伸びるか否かは指導者次第、と思わせられるお話ですね。
■■■ 聖光学院の良さ ■■■
春野 聖光学院時代のお話をもう少しお聞かせください。
何かスポーツなどはしてらっしゃったんでしょうか。
伊後 そうですね、中学でテニス、高校でバレーボールを少々。
聖光は体育会系の学校ではないんで、
バリバリにスポーツをするって感じではないんです。
なんというか、非常にバランスのとれた学校なんですね。
春野 それは勉強と部活動のバランスということでしょうか。
伊後 そうです。聖光は非常に規律正しいバランスのとれた
人材の育成に力を入れている学校だと思います。
ですから、OBの先輩や当時の同級生と会うと、良識あふれる、
といいますか、信頼感あふれるタイプが多くて。
ああ、聖光カラーだな、と。
春野 学校の生活指導がきちっとしているってことですか?
伊後 そうですね、生活全般における身だしなみ、
行動、行為、といった指導が行き届いている感じですね。
でも、息苦しいとか、そういう感じではなくて、のんびりした中で、
きちんとしようね、というような空気がある、といいましょうか。
生徒側に規律への自主性をうながすような空気感。
これが聖光カラーなんです。
春野 特に強制力を強めなくても、
雰囲気として規律が守られていく、ということですね。
理想的ですね。
伊後 そうですね。
そして、その規律の中で、自然と生徒は勉強します。
当たり前に(勉強)します。
春野 宿題は多いのですか?
伊後 多いですね。
非常に多いし、正直、相当真面目にやらないとついていくのが大変です。
気を緩めると周囲が優秀なだけに挽回が難しくなります。
勉強しろしろと言われなくても勉強する、そういう意識づけ、
習慣は聖光ライフの中でいつのまにか身についてしまう。
春野 それであの進学実績ですね!
伊後 そう、私みたいに普通に学校生活を送っていても、
高3になれば特に頑張らなくたって早慶に合格する力はついています。
聖光生の大半はそんな感じです。
したいことが東大にあれば、そこまでがんばれはいい。
自然と余裕のある学力に仕上がっているんですね。
その点、本当に母校の教育には感謝しています。
■■■ 環境によってつくられるもの ■■■
春野 そこにいれば周囲の環境、雰囲気で自然と社会におけるバランス感覚、
自立した学習態度、良識が身に付く、
正直保護者からすれば理想的な学校の気がします。
伊後 もちろん、学校側もそういったことを意識して
指導はしているんでしょうけれど、それが圧力としてあるわけではない。
キリスト教に基づく教育修士会が母体ですから、どこかストイックな
清明な空気というのはもともと持っている学校なんでしょうね。
春野 聖光生の清潔感あふれる好青年、ってイメージも
その清明な空気感にあるのかもしれませんね。
まあ、そうはいっても、年頃の男の子たち、
時にはやんちゃもするでしょうけれど(笑)。
伊後 やんちゃに対する指導はきっちりしていますね(笑)。
でも、6年間過ごす中で、どこまでが許されるか、
って線引きは自然と身についていく。
楽しかったし、充実していました。
いい6年間だったなと、心から思えるっていうのは幸せですね。
春野 まさしく、環境が人を作る、ですね。
伊後 そうです。
そしてまた、人を作ることのできる環境づくりが
聖光の目指しているところだと思います。
春野 今日は聖光学院の魅力がよくわかりました!
どうもありがとうございました!