第211号 2014-01-20
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□ 来年度に向けて準備すること
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世間では
中学も高校も大学も
いよいよ受験シーズンです。
電車に乗ると
試験に向かっているらしき子どもたちの姿をみかけるようになりました。
心の中で「がんばれ!」と思っている人は
少なくないはず。
ドクターでも、次々に1月校の合否の連絡が来ています。
1月校に合格した子は、
どうぞその勢いで本番に向かえるよう、
気を緩めずに学習リズムを崩さないように。
1月校が残念だった子は、
その体験を生かして、
本番ではなかったことを喜んで
気持ちを立て直しましょう。
毎年思うのは、
1月校の結果では
2月校の結果を占えない、
ということ。
気を緩めず、気を引き締めて、
あともう少しで
待ちに待った春です。
そして現在5年生以下のご家庭は、
来るわが子の本番をイメージして、
学習スタイルを今のうちにきちんと作りましょう。
来年度に向けて、
現6年生も、
5年生以下のご家庭も、
心構えは必要です。
本日は来年度に向けたお話です。
★ 来年度に向けて準備すること ★
■■ 5年生以下のご家庭のご準備 ■■
3年生の方は
塾選びの時期です。
塾を選ぶ時のポイントは
まずは足を運んでみること。
あまり遠すぎてもお子さんが疲れます。
また、
わが子にピッタリの塾というものはないとお心得下さい。
どの塾も一長一短。
その一長一短を踏まえて、
わが子に合った塾を選びます。
見学は
多くの塾生が出入りしている夕方の時間帯を選びます。
子どもたちの様子ではなく、
スタッフや先生の対応を観察しましょう。
お話を伺いたいのですが、
と言って説明を聞きましょう。
その際のスタッフの対応もチェックポイントです。
テキストも見せてもらいましょう。
大手の場合、
教室スタッフも入れ替わりや講師の入れ替わりもありますから、
その校舎の合格実績は参考程度にして、
あまり重視しすぎないほうがよいでしょう。
お弁当がいるのか、
6年生になったらどれくらい拘束時間があるのか、
目先の1年ではなく、
6年生までの生活のイメージができるように
情報を仕入れましょう。
転塾は親子ともエネルギーを費やします。
できれば、ずっとお世話になれるところを探し当てたいもの。
お子さんの性格も重要です。
このあたり、宣伝ではありませんが、
『偏差値20アップ指導法』の書籍に載っておりますので、
ご参考になさってください。
4年生のご家庭は、
5年生のカリキュラムの習熟が
志望校の偏差値帯の幅の上下の範囲を決めると心得ましょう。
4年生の授業内容と
5年生のそれとでは、
質も量も段違い。
学習のリズムが整っていないご家庭は、
春休みまでに
しっかり1週間単位の行動スケジュールを決めて実行しましょう。
5年生のご家庭は、
いよいよ本格的な受験生ですね。
6年生は親も子も忙しく、
慌ただしくなりますので、
まだ準備期間である今のうちに、
5年生の穴を少しでも埋められるよう、
苦手単元の洗い出しをして、
計画的に攻略していきましょう。
心構えも大切です。
一度改まって、
親子で志望校について会話しておきましょう。
その際、
6年生になってからの約束事項も確認です。
■■ 6年生のご家庭のご準備 ■■
まだ合否も出ないうちから、
とお思いでしょうが、
合格をもらったらすぐにスタートダッシュです。
少しくらい遊ばせてやりたい、
その気持ちはわかりますが、
小学校生活の最後を存分に楽しむと同時に、
せっかくついた学習習慣を失わないようにしましょう。
慣れた受験勉強の感覚が薄れないうちに、
中学の学習に向けて下準備学習をしておくのです。
また、中学生活のイメージを親子で確認しておきましょう。
合格をもらうと、
親は気持ちの糸が切れやすいのですが、
そこを心して、
充実した6年間のために
学習準備を怠りなく。
人生のゴールはまだまだ先です。
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