テレビ東京報道番組「速ホウ」に中学受験ドクターが紹介されました。
「ゆとり教育見直し案」についての当塾の見解!
※ 当塾が、テレビ東京の報道番組「速ホウ」に取材・出演しましたが、著作権の関係がありますので、番組の中身を詳細に掲載することはできません。そのため、「ゆとり教育見直し案」についての当塾の見解を述べさせていただきます 。
「ゆとり教育」とは?
当塾では、「中学受験を支える本物の一流プロ」により、「勉強」を教えるのではなく、「勉強の楽しさ」を指導しています。そのため、多くの子が、「この先生に勉強を教えて欲しい!」であったり、「もっと教えて欲しい!」など、お子様自身が学習意欲を持って通ってくれています。
当塾で考える「ゆとり教育」とは、「子供は勉強、勉強と追い立てられ余裕がないので、 勉強量を減らすべきだ!」というネガティブな考えではありません。
子供自身が「勉強をやりたい」と考えるのであれば、勉強は決して苦痛なものではなく、逆にやりがいのある楽しいことになるはずです。このこと自体が”心のゆとり”と言えるのではないでしょうか。 そのため、当塾で考える「ゆとり教育」とは 、「子ども自身が自ら勉強をやりたがる、そのような子供になるよう我々プロは、勉強自体の面白さを教えてあげること。」と考えます。
「ゆとり教育」=「自ら進んで勉強をしたいと思わせる教育 」
具体的にどうすればいいのか?
最近の、親御さんの意識としては、少しでも早くから受験勉強をさせた方が得だ、というように意識が支配的でしょう。そのため、大手塾では小学1年生から通塾させてしまう塾も出てきています。
しかし、本当にそうでしょうか。我々現場で指導している立場から言えば、成功する子は、元々「勉強に対して前向き」ですし、「自ら進んで学習」します。 このような子であれば、早くから勉強するのも意味があるかもしれません。しかし、ほとんどの場合、「誰かに、いやいや勉強をやらされている」もしくは、「やる気はあるが、なかなか実行が伴わない」 というような子がほとんどです。 このようなケースでは、無理やり早くから勉強をやらせてみても、「勉強嫌いな子」になってしまうだけでしょう。
我々は、中学受験の勉強は「5年生くらいからスタートさせればよい。」 と考えています。これを言うと、ほとんどの親御さんは「それでは心配だ」 とおっしゃいます。しかし、少し考えてみてください。もし、5年生から、2年間も中学受験の勉強をした子が、 失敗したとしたら、それは、「勉強期間が短かったから」ではなく、「2年間、効率的な学習を継続できなかったから」なのです。
例えば算数で言うと、小学校では履修しない「特殊算」と言われるもの、例えば「つるかめ算」などでも、”教えるツボ” をおさえた適切な指導ができ、「根本原理」を利用する適切な自宅学習ができたとしましす。すると2~3時間で、10~15問くらいの学習で、偏差値60くらい簡単にいくものなのです。
したがって、 重要なことは「勉強時間」ではなく、
まず第一に、 「”教えるツボ” をおさえ、根本原理を適切に指導しつつ、さらに、勉強の楽しさまでをも指導できる」本物のプロの指導技術。
第二に、「そっか~!そうやると勉強って面白いんだ!」と素直に反応してくれるお子様の素直な心。
第三に、「お子さんの継続的な実行力」 も必要です。やる気があってもやらない子は伸びません。
上記の3つ、「プロの指導技術」+「素直な心」 +「実行力」 が備われば、1、2年の学習で十分、偏差値60~70くらいとれるものなのです。逆に言えば、この3つのうち、1つでも欠ければ、3年間学習しようが、4年間学習しようが、上手くいっても、 偏差値50台後半くらいでしょう。
では具体的には、どうすればいいのでしょうか。第二の「素直な心」は家庭環境などにもよるでしょうし、 第三の 「実行力」 は、それこそお子さんの資質に関わることですので、なかなか操作するのは難しいといえます。 したがって、我々プロができることとしましては、第一の 「プロの指導技術」を磨き、少しでも可能性のあるお子さんのやる気を引き出すことだと思っています。
親御様には是非、お子さんの可能性を最大限引き出せるよう、技術面は我々プロに任せていただき、ご家庭では我々プロの指導が、スムーズにお子様に浸透するよう、 第二の「素直な心」と、第三 の「実行力」を育成していただければと思います。