日本大学豊山高等学校・中学校 学校説明会レポート(2024年07月08日)
日本大学豊山高等学校・中学校の学校説明会に、受験Dr.の川上 亮がzoomで参加しました。
学校法人日本大学が運営している学校でありながら、「隠れ進学校」と呼ばれるほど他大学への合格実績がある学校であり、上智大学、東京理科大学などへの指定校推薦を利用することもできます。
東京メトロ有楽町線「護国寺」駅出口1より徒歩すぐ
2024年07月08日に行われた日本大学豊山高等学校・中学校の説明会の内容をまとめました。
この内容についてのご質問は日本大学豊山高等学校・中学校ではなく、受験Dr.までお願いします。
©日本大学豊山高等学校・中学校
学校長ご挨拶
松井校長よりご挨拶がありました。
その中から一部を紹介いたします。
日大豊山中の歴史
「豊山」という名は護国寺の「豊山派」から来ている。昭和27年に日本大学の運営となり、昭和29年に現在の名前になった。現在は宗教色は全くない。
日大との連携
学校法人日本大学が運営している正附属の学校(26校中11校)。
中学入試について
中学部教務主任の曽根原先生より中学入試についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
試験日・募集人数
・募集人数が、1日午前が100名→90名、3日午前が42名→52名に変更。
・問題形式に大きな変更なし。一昨年度から問題の難易度を上げている。2024年度入試と同レベルで作問中。
午前入試と午後入試の違い
・午前は国語100点、算数100点、理科社会合わせて100点。
・午後は国語100点、算数100点。
国語について
・記述のレベルは2024年度を参考に。
算数について
・途中式は見ない。帯分数・仮分数は問わない。
理科について
・知識以外に思考力を問う問題を出題予定(リード文の読み取りか?)。時事問題も出す。
社会について
2科・4科同時判定
複数回受験の優遇
・1月31日の12時までに複数回の出願をすれば優遇あり。例えば合格ラインの2点下まで合格にする。すべての回で有効。
追加合格
・一度追加合格を受けると辞退はできない。最終手続き日の翌日に連絡する。
その他
・隠れ進学校と呼ばれている。指定校推薦も豊富。上智大・東京理科大・MARCH・北里大など。
・滑り止め校という認識はある一方、他大の実績を増やしている。日本大学への進学もトップの数字。
・保護者に対しても言うべきことは言う。
高校入試について
高校部教務主任の内山先生より、高校入試についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
推薦入試(1月22日)について
・過年度生は不可。第一志望としている子のみ。
・出願資格は9科で1、2がなく、5科20以上または3科13以上のどちらかを満たすこと。3学期制であれば1学期か2学期のどちらか、2期制であれば前期。
・ラインを超えている子は全員合格。足りなければ加点制度(英検・漢検・数検準2級以上)を勧める。
特別推薦
・出願資格は9科で1がなく、5科で1、2がなく、5科16以上。英検・漢検・数検準2級以上の加点も有効。
推薦入試の試験内容
・不合格の場合、一般受験するならば検定料不要、調査書不要、中学入試と同様の優遇あり。
一般入試(2月12日)について
・5科22以上、9科で1、2がなければ併願優遇(調査書のみ、各種検定による加点はなし)。
・国語・数学・英語の3科目、各50分。英語はリスニングあり。詳細は1月10日にwebで公開予定。
・過去問を研究すれば傾向はつかめる。
説明会を終えて
入学してからのことに触れられなかったのは残念でしたが、入試に関して有益な情報を聞くことができました。
先生方の熱意と、入学した子を大切にしたいという気持ちが伝わる説明会でした。