ドルトン東京学園中学①(2020年6月27日)
本日はオンラインで行われたドルトン東京学園の学校説明会を、受験ドクター 御三家算数最高責任者、亀井 章三がご紹介いたします。
オンライン学校説明会のため、施設見学はありませんでした。
ただし、授業の動画の中に「ドルトン東京学園キャンパス歴史散歩」という動画
があり、その中では
・チャーチルの桜(チャーチルの孫娘さんが来日し植樹)
・ドルトンの森
・新校舎のエントランスのパネルは入間町城山遺跡を示しています
・前庭の敷石は古代の住居跡をデザイン
・中庭のヤマボウシの木
を紹介していました。
新設校であるため、今までの学校にはない新しいカリキュラムや、取り組みをアピールされています。
大学入試の合格実績だけを目指すのではなく、その先社会人になっても役立つ力をしっかり身に
つけていける教育方針を、様々な方向から紹介されていました。
スクールカウンセラーによるメンタルケアの取り組みについても紹介がございました。
小田急線『成城学園前駅』西口よりバス利用で約6分
京王線『つつじヶ丘駅』南口よりバス利用で約12分
2020年6月27日に行われたドルトン東京学園の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問はドルトン東京学園ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©ドルトン東京学園
校長ご挨拶
荒木貴之校長より、ご挨拶がありました。
その中から一部を紹介いたします。
学校生活について
①まず、新型コロナウイルス対策について説明。現在は週1回午前3時間の登校と、週4回のオンライン授業を行い、学力面のサポートを行っています。
②中等部は将来も学び続けるための基礎基本を身につけ、高等部は多様性に対応できるカリキュラムを現在作成しています。
③河合塾グループと連携し、海外の大学やグローバルな活躍への対応も行っています。
ひとりひとりに応じたカリキュラム、自分の進路を実現するための学習を行っていく。
大学がゴールではなく、社会に出るための準備をしっかりしていく
④新校舎は、STEM(Science,Technology,Engineering and mathmatica)教育
を行いやすい一体型の校舎になっています。
各授業の学習について
各授業の学習についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
国語
文学国語と論理国語に分けて、多面的な学習を行っています。
書くことを重点的に学んでいきます。
オンライン学習でも、チャット・口頭の意見を反映する。
先生が正解を言うのはなく自分で考える。
文学的想像力+知識技術を身につける。
数学
思考力を鍛える授業
自分のペース・レベルに合わせて進んでいく。
力がついているかの確認はみんなで楽しく実施。
自分の考えを図を用いて説明する授業。
グループで話し合う。
英語
日本人の先生とネイティブの先生が一緒にオンライン授業に入る。
画面の記載も使う言語も基本英語のみ。時事的な内容を扱う。
ただし必要に応じて日本人の先生が日本語でフォローしています。
入試について
入試広報室の先生より入試についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
2021年度募集概要について
①中等部は、2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月4日午後に計6回実施
②2科・4科型は、算数・国語各50分、各100点満点、理科・社会合計60分、各70点満点
1日、2日午前は、まず2科で合格判定をし、その後4科でも合格判定をする
③1日午前の思考力型試験 教科型の試験では測ることが難しい「考える・思考する・協働する力」を見る試験。教科横断型の筆記試験とグループワーク・記述の2科目教科横断型の例:点字のルールを見て、与えられた点字を読む(初見の情報を理解)
グループワークの例:オリ・パラ後の国立競技場の活用について話し合う
④2日午前のプラス型 出願資格は過去2年以内の文化的・社会的活動やスポーツの成果、
またはドルトンスクール在籍。2科の筆記試験と面接
⑤2日午前の英語型 出願資格はCEFR・B1/英検2級と同等以上の英語力を有する。
2科+英語作文+英語面接
⑥2日午後の特待型 2科目の試験。同日午後2科型のスライド合格あり。2020年度は6名合格、6名がスライド合格。
学校訪問を終えて
入試情報についても様々な形式があることが説明されており、今後この学校を志望されるご家庭への説明の際にとても役立つと思われました。
また、新型コロナウイルス対策についてもしっかり取り組まれていることがわかり、安心して子どもを通わせられると感じました。