栄光学園中学校説明会レポート(2019年10月7日)
本日は栄光学園中学校へ、受験ドクターの高田いさむ講師が行ってきました。
卒業生である建築家の隈研吾デザインの新校舎がとても印象的。
木造二階建てで、木とコンクリートが調和したデザインが、暖かみがあり開放的な雰囲気を漂わせている。
教室の窓も大きく広く、外からでもどのような授業を行っているかがわかる。
教室から光がもれているように感じたのは鮮烈な体験だった。
校舎が小さくコンパクトにまとまっている一方で、学校の敷地自体はとても広い。
東京ドームの2.4倍の敷地に、図書館を備えた聖堂棟や、全校生徒を収容できる大講堂、2つの体育館などがある。
サッカー部専用のグラウンド、7面のテニスコートなどがあり、運動面での環境も良い。
豊かな自然に囲まれており、理科の授業などでは野外観察が実施しやすい。
IT教育など、最先端のテクノロジーの導入はまだこれからといった印象もあるが、古き良き伝統校の香りがある。
新国立競技場のデザイナー隈研吾は卒業生。
現在の校舎も彼のデザインによるもの。
、ブラックホールの撮影に世界で初めて成功した本間希樹も卒業生。
「人々に仕えるリーダー、奉仕するリーダー」の育成が学校の方針。
そのような人材を実際に輩出できているのが、学校の誇り。
また、「科学の甲子園」の全国大会に、第1回大会から連続出場している。
昨年は初優勝を達成し、アメリカで行われた世界大会に日本代表として出場した。
実験・観察など、生で触れる1次情報を大切にし、そこから得られる情報を論理的に処理する指導を目指している。
そういった指導が結実したものだと考えている。
JR大船駅下車 南改札西口(大船観音側)から徒歩15分
バス大船駅西口バス乗り場(大船観音前)3番から「清泉女学院」行きで約2分「栄光学園前」下車
平成29年9月25日に行われた栄光学園中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は栄光学園中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©栄光学園
校長ご挨拶
栄光学園中学校 望月伸一郎 校長より、
栄光学園理念に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。
学園についての説明
指導方法<算数>
指導方法<理科>
指導方法<国語>
指導方法<社会>
社会については、明らかに小学生が漢字が書けるはずのものをひらがなで書いたら減点にしていますので、気を付けてください。本校の教育理念に共感して頂けるご家庭の受験をお待ちしています。
理科の授業
理科教諭/物理研究部顧問の塚本 英雄先生より
理科の授業についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。
理科の授業
中学サッカー部の話
サッカー部顧問の出口尚弘先生より
栄光学園の中学サッカー部の話についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。
中学サッカー部の話
倫理の授業、宗教教育
数学科教員の柳下修先生より
倫理の授業、宗教教育について
お話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
栄光生の学校生活
入試要項
教務部長の宇佐美修先生より
2019年度の入試要項について
お話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
生徒募集要項について
学校訪問を終えて
小さい学校ながらも、とても丁寧な学校運営をされていると感じました。
先生方のお話にも余裕が感じられ、全体として穏やかな印象を受けました。
途中で機材トラブルがあり、スライドや動画が見られなくなるアクシデントが起こりました。
そういった部分にはまだ不慣れな感じも受けましたが、その際の先生方の対応にも余裕と落ち着きを感じました。
お話はユーモラスで聞きやすく、参加者を楽しませようというホスピタリティがありました。
授業の様子がDVDで放映されましたが、生徒一人ひとりにじっくり考えさせる指導を行っている印象です。
実験・観察や論理的な思考を大切にしているのは、入試問題からも明らかですが、その通りの指導を行っていと感じました。
学校の周囲も緑にあふれており、ここで小中の6年間を過ごすのは環境面ではとても良いと思います。
また、イエズス会が設立したカトリックの学校ですが、そこまで宗教色を強く感じることはありませんでした。
大学進学実績の話なども一切なく、あくまで真理を探究する姿勢を身につけさせることを目指しているというイメージです。