2021 本郷中学 | 学校説明会レポート



本郷中学校説明会レポート(2021年9月19日)


本日は本郷中学校へ、受験ドクターの楠木 勝春講師が行ってきました。
・人工芝のグラウンド(野球部・サッカー部・ラグビー部に使われていた)
・校舎と校庭の間にしっかりとした通路(走り込みに使われていた)
・多目的ホール(高校フェンシング部・卓球部が使用)
・生物・地学実験室(地学部が使用)
・地下の運動場(バドミントン部が使用)←多目的ホールの大きいバージョン
・図書館(ガラス張り、マンガあり、広さは普通、近代的、かなりキレイ、蔵書数3万8千冊)
・ラーニングコモンズ(生徒同士で教え合いながら勉強できるスペース)
・トレーニングルーム(主に高校生が使用)
・本館とカフェテリアの間に陸上競技用の器具や装置がある
・カフェテリア(そこまで大きくない)
・中庭(サッカー部が使用、人工芝)
・1号館体育館(大きさは普通、多目的ホールと使い分け、もしくは中高全校生徒で集まるには別の場所を使用?バレー部、バドミントン部が使用)
・屋上テニスコート(2面)

「面倒見の良さ」を与えることではなく「自分で考え、行動できるようにすること」とした校長先生の言葉の通り、生徒主体のイベントが多い(学校説明会や過去問の解説なども生徒が担当する部分がある)自己判断や自己決定、とにかく個人の意志の成長を目指している。

JR山手線・都営地下鉄三田線『巣鴨駅』下車→徒歩3分
JR山手線・営団地下鉄南北線『駒込駅』下車→徒歩7分

2021年9月19日に行われた本郷中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は本郷中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©本郷中学校

プログラム

学校長挨拶

校長の佐久間先生より、教育方針に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育方針

・創立1922年(今年度で99周年)←来年100周年のイベントを企画中
・建学の精神「個性を尊重した教育を通して国家有為の人材を育成
↑・自学自習・文武両道・基本的生活習慣の確立により形成される
例自学自習→本数検、数学の合同授業、英検面接の対策、卒業論文(今までの論文製作過程に加え今年度から社会科として二年生から週一時間追加)
・創設者:松平賴壽←伝統を尊重する要因の一つ「松平の学校」と紹介することも
・教育目標:・強健・厳正・勤勉
・本郷は何でもできる学校。しかし自分で選ばなければ何もできない
↑知識はもちろん体験を重視
・部活動はラグビーや陸上競技で実績が多い。しかし最近は科学部・社会部・囲碁将棋部の方が実績が良い
・本郷の考える「面倒見の良さ」とは与えることだけでなく、自らで行動できるようにしてあげること

学校生活について

在校生(中学3年)の保護者の方より、学校生活についてお話がありました。

その中から一部を紹介いたします。

受験当時の印象について

①周りからの評判が良かった
②見学の際に運動部に好感をもったが、逆に内気な生徒には縁遠いのではと感じた
③生徒が歩くときの姿勢がよく、身なりも整っていて、あいさつもしてくれる
④思春期を過ごす上でいい環境だと思った。

学校行事について

①体育祭(コロナ前)は学年の枠を超えた競い合いで見ごたえがあった。現在は球技大会やマラソン大会で学年の枠は超えられていない
②本郷祭(文化祭)の準備のため地学部はフィールドワークにも出かけていた、コロナ化でも天体観測会を行った

保護者役員について

①入学すると父母の会に所属することになる
②海外留学の代わりのオンライングローバル研修の記事を書くなどする広報などで活躍

最後に

息子の決断力が上がった(宿題の多さ、毎週の小テスト、卒論などに対する計画的学習を求められるため)英検の進みが早い、勉強時間の指針が示される、学校内順位が出される(テストの?)

入試について

入試広報部長の野村 竜太先生より、入試についてお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

入試概要

・募集:男子280人(40人×7クラス)1日100名2日140名5日40名※一昨年より募集人数を40人増やしている
・WEB出願のみ・複数回出願し、入学手続きをした場合は未受験料返金
・願書前日の23時59分までうけつけ・合格発表はHPのみ当日の19時
・解答例が当日14時に発表・問題用紙持ち帰り可(問題用紙に解答を残しておくように注意)・合格者を除く希望者に合格の開示
・第3回の入試は1・2回の手続き者数によって変動・倍率は隔年
・今後の説明会やイベントについてはHPかTwitterで情報を発信
・過去問を研究して欲しい(HPに過去問、解答例、正答率の掲載あり)

学校訪問を終えて

・創立がほぼ100周年の伝統校であり、そのルーツが高松松平家だと知り、由緒を感じた。
・中学校で卒業論文を書くことが求められ、自分の意見を発表する力が鍛えられる。
・校長先生が男子校の強みとして、気軽に失敗できることを挙げていたが、大変勉強になる切り口の話だった。
・「本当の勝負は高校を卒業後、すなわち社会に出てから」との話で、その先が大学進学に決まり切っていないことに好感をもった。
・保護者組織が強く、校内活動への積極的な参加意欲が感じられた。
・運動部のイメージが強いが文化部、特に科学系の部活がさかんに行われているようで意外だった。
・図書館に漫画があること、それを紹介することに驚いた。
・第1体育館の横にトロフィーや賞状がずらりと並ぶ場所があり、噂通り運動部の強さがうかがえた
・説明会中に何度も学校選びの仕方の話をする、問題文を持ち帰ってよく、自己採点、希望すれば得点開示もしてくれ、終始親切なイメージがあった。本郷に行ってみたくなる上手なプレゼンテーションで引き込まれました。