市川中学校説明会レポート(2020年9月23日)
本日は市川中学校へ、受験ドクター 吉祥寺校校長、桑田 陽一が行ってきました。
・校舎→本館・北館・南館の3棟
・古賀記念アリーナ→2200人収容の総合体育施設。柔道場・剣道場・卓球場を併設。各種行事にも使用。
・国枝記念国際ホール→音楽ホール(680席)。
・学園併設の「総合グラウンド」のほかに、「第一」「第二」「大野」の計4つのグラウンドを有する。授業、部活にフル活用している。
・第三教育センター(図書館)→第1書庫(5万冊)を中心に、計12万冊の蔵書。自習スペース51席、閲覧スペース100席以上。マルチメディアスペースも充実。
オンライン説明会のため動画での紹介ではありましたが、各施設の充実ぶりをしっかりと感じ取ることができました。
上記のように充実した施設の紹介に加え、学園の教育方針の中でも「第三教育=自分で自分を教育する」を特に強調されていた印象です。
これからの時代のグローバルスタンダードとして、「答えのない問題」への対応力を鍛え、「行動する人材」を育てる学園であることを強くアピールしていました。
徒歩
京成鬼越駅から20分
バス
JR本八幡駅から11分
※北口2番乗り場発のバスは、全て「市川学園」バス停にまいります。
(一部の時間帯に「市川学園正門前行」のバスがあります。このバスは、終点「市川学園正門前」で下車して下さい。当校正門前のバスターミナル内で下車となります。)
※医療センター入口行・市川学園行・動植物園行・市川営業所行
JR市川大野駅より11分
※姫宮団地経由本八幡駅行
JR西船橋駅より20分(朝夕のみ)
※市川学園正門前 行
2020年9月23日に行われた市川中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は市川中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©市川中学校
教育方針
広報部の高田敏行先生より、市川中学校の教育に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。
①沿革
1937年 創立
2003年 共学化
2017年 創立80周年
②教育方針
・「独立無双の人間観」
・「よく見れば精神」
・「第三教育」
→第一教育=家庭で受ける教育、第二教育=学校で受ける教育に対して、自分で自分を教育することを「第三教育」と定義。蔵書12万冊の図書館を「第三教育センター」と称している。
③リベラルアーツ教育→5つの力
「論理的思考記述力」
・アカデミックライティング力→論文を書く力
・英語で学ぶ機会の増加
・各種講座の充実
・高入生は2年まで独自のカリキュラムで学ぶ
「科学力」
・理文関係なく必要な力
・実験観察から疑問をみつけ解決する力
・スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
「教養力」
・土曜講座→各界の第一人者による講演
・市川アカデメイア(高2対象)→古典の哲学書をテキストとした対話セミナー
・リベラルアーツゼミ(高2文系)→少人数ゼミ
・Ichikawa Academic Day→海外研修・国内研修・各種コンテストへの参加
「国際力」→21世紀の国際人育成
イギリス・アメリカ・カナダ・ニュージーランド・シンガポールに連携校
「人間力」
部活・行事を通じた成長
→なずな祭(学園祭)および各部活の紹介動画の上映がありました。
④コロナ休校対応について
まさに「第三教育」を実践する機会であった。
・なずなネット(独自ネットワーク)の活用
・zoomを利用したオンラインHR、個人面談
・動画授業配信(オンデマンド、ライブ)
→数学のライブ授業動画の紹介がありました(因数分解)
受験ドクターのオンライン授業でも使っている「SchoolTakt」を活用している様子が見受けられました。
・休校明け後は、生徒玄関にサーモ検温器を導入、手指消毒も徹底。
⑤入試について
1/20・2/4の第1回2回入試は例年通りの日程で実施予定。
英語選択入試をなくした分、12月の帰国生入試の出願資格を緩くした。
入試におけるコロナ対策
・机・椅子の消毒
・関係者はマスク着用
・サーマルカメラでの体温測定を実施
・消毒用アルコールの設置
・机の配置を配慮
・1/20のメッセ会場は例年比1.5倍の広さ
・換気実施のため、寒暖差に対応できるよう脱衣調整可能な服装を推奨
・コロナ以外の体調不良は、例年通り別室受験可能
・開場時刻を15分早め、集合時刻を15分遅く設定。分散を図る。
・休憩時間を延長、トイレの分散を図る。
・時差退場の実施
・合格発表はネットのみ。入学手続までインターネットで完結できる。
学校訪問を終えて
説明会終了後もチャットやメッセージでの簡単な個別質問に対応されていて、受験生のご家庭に寄り添う姿勢が印象的でした。
全体的に手作り感が強く、担当の先生方の熱意を感じさせるオンライン説明会でした。