2016 女子学院 |学校説明会レポート



女子学院中学校説明会レポート(2016年11月10日)


本日は女子学院中学校へ、受験ドクター 成城学園校校長、亀井章三が行ってきました。
礼拝が行われる大講堂。前方には大きなパイプオルガンもあり、荘厳な雰囲気に包まれています。
講堂屋上の屋上庭園は生徒の憩いの場となっています。
キリスト教の精神を基盤とした教育理念に立ち、生徒一人ひとりをかけがえのない人格として受け止め、6年間の教育を通して「自らを治める高い知性と高尚な志」を培い、神と人に仕える自立した女性を育てることを務めているそうです。

東京メトロ有楽町線 麹町駅 5・6番出口より徒歩3分
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅 5番出口より徒歩6分
JR 市ヶ谷駅・都営新宿線 市ヶ谷駅 2・3番出口より徒歩8分
東京メトロ南北線 市ヶ谷駅
2・3番出口より徒歩10分
JR 四ツ谷駅 麹町口より徒歩12分
東京メトロ南北線四ツ谷駅 3・5番出口より徒歩13分
東京メトロ丸の内線 四ツ谷駅 徒歩15分

平成28年11月10日に行われた女子学院中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は女子学院中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©女子学院

プログラム

校長ご挨拶

女子学院中学校 鵜﨑 創校長より、女子学院中学校の沿革と歴史に関するお話ありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校の沿革と歴史について

1870年に設立された女子学院。設立当初からの「キリスト教の精神に基づく教育」は変わることなく今日まで引き継がれ、その上で時代の変化に合わせてきました。
学校の教育方針について
女子学院の教育目標としての4つの柱
「キリスト教を土台とする人間形成」女子学院の教育活動の中心は礼拝です。神の前に立つ一人の存在としての自分を受け入れ、自らを見つめることができる心の目を養います。
「知識を統合する力の涵養」まずは基礎学力を充実させ、常に問い続ける学びを身につけます。また、体験・実践を伴う能動的な学びを重視しています。
「バランスのとれた人間形成」知性と社会性を身につけ、他者を思いやり、互いに人格として尊重します。大勢に流されず、社会を正しく見ることのできる目を養い、多様性を認識し、高い受容性と判断力を育成します。
「社会に仕える人材の養成」一人ひとりの賜物を磨き、活かして社会に貢献していきます。

大きく変容する社会の中で必要なのは、人間の基盤がしっかりしていること。中高6年間で身につけてほしいのは、何事にも適応可能な柔軟性を有することです。

学習カリキュラム・学校行事について

教務主事の三浦 優子先生から学習カリキュラム・学校行事についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

学習カリキュラム・学校行事について

制服はなく服装は自由です。常識的なものであれば構いません。
学習カリキュラムについて
総合的な学習では、中1で「女子学院と私」、中2で「共に生きる」、中3で「自分と社会との関わり」、高1で「命の尊厳」という内容を扱っています。
高2までは文系・理系を分けません。

指定校推薦はいくつかの大学がありますが、利用する生徒は多くありません。

授業とカリキュラムについて

宮保 幸子教諭より授業とカリキュラムについてについてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

授業とカリキュラムについて

英語は家庭学習が大切です。宿題をきちんとやってきてもらいたい。
「All About Me」という、全て英文でつづっていくノートを作ります。最初は自己紹介から始まり、家族の紹介などを英文で書くことで英語に慣れていくことができます。

授業について

杉本 奈々教諭より授業についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

授業について

入学してまず「JGエアロビ」をおぼえます。最初は覚えるのが大変みたいですがすぐに慣れてきます。高3生は11月頃になると、あと何回JGエアロビできるかなぁと少ししんみりしたりするようです。
女子学院の生徒は体育が苦手なお子様が多いようですが、体育委員がみんなを引っ張り、一生懸命取り組んでいます。
また事務長の本田 真也先生よりパワーポイントを使い、学校設備、防災時の対応、入学時の費用についての説明もありました。
月額納入金は毎月の口座引き落としで、一括納入は行っておりません。

入学試験について

教務主事の三浦 優子先生より入学試験についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

入学試験について

2017年度は国語・算数・社会・理科の順で実施。
面接は12:40ごろから5人グループで行う。
小学校の報告書で必ず「欠席理由」の記載をお願いいたします。

出願は1月20日(金)からです。郵送はしていませんのご持参ください。出願状況は当校のホームページに載せていきます。
試験のときは本・参考書・ノートの持ち込みはできません。

補欠合格は個別に家まで電話してお伝えします。1回目の電話で出なかったので補欠合格がなくなるということはありません。

2月18日(土)が物品販売の日、4月7日が入学式です。

学校訪問を終えて

平日の学校説明会は、朝8時10分からの礼拝に生徒とともに出席。讃美歌を歌い、聖書を読み、院長のお話を聴くと、普段は感じられない神聖な気持ちに浸りました。
説明会では、学校生活や行事を映像で紹介せず、入学案内と先生のお話でテンポよく進めていきました。いろいろなことを包み隠さずお話しされるところに女子学院らしさを感じました。