今年の入試、受験生が多かった。
本校の国際生入試は帰国子女のみならず、インターナショナルスクール在籍、外国籍を国際生としてお迎えする。全回で算数国語を実施した。算国を土台とする受験生が合格した。
①外国籍のお子さんがいるので学校がいながらにしてグローバルな環境
②受験生の居住地が広がった。千葉・神奈川からも来た。東京の受験生の比率が上がった。
③本校第一志望の子が増えてきた。不合格でもあきらめず何度も挑戦した子が合格した。本校への熱意が高い生徒を受け入れるために加点を行った。

⭐︎生徒会長
生徒会新聞を作っている、これから作成チームを中心として校歌を作っている。
⭐︎広報委員会
文化祭で受験生に対しての相談会を行った。
⭐︎社会貢献活動
東所沢保育園に行って手伝いをした。子どもたちの着替えやご飯の手伝いをして、一緒に遊んだ。保育園は子どもたちができることを増やす場所だと思った。
⭐︎バトミントン部　いずれは大会に出たい
⭐︎生物部　東川で観察　生き物を飼育したい、在来種・外来種の分布を調べたい
⭐︎国際クラス　世界にいるさまざまな人と関わりたい　英語は習熟度でその人に合っているので取り残される人が少なくなっている　英語のショートホームルームにも慣れてきた
⭐︎探究クラス　理科で学びを深められる時間がある

一般入試が6回、特待を多く出す入試、一般合格を多く出す入試。特待Aは国算理での合格判定あり、1月11日は算数のみ。
16496人出願者のべ人数、昨年の2倍。
出願者が増えた４つの理由。
①開智学園の実績と信頼
②受けやすく通いやすい立地
③生徒たちの母校愛：日曜のお休みに生徒たちがイベントの手伝いに来てくれる、生徒たちが誇りと愛情を持って紹介してくれる
④入試システム：開智合同併願入試を何回受けても何度受けても20,000円
開智合同入試では各学校からそれぞれ合格が出る入試　開智中、開智日本橋、開智望、開智未来
1月入試は所沢受験者(所沢のみ判定希望または開智と両方判定するが所沢第一志望の生徒)が大きく増えた。実受験者増えて実合格者も増え、倍率も上昇した。
男女比は受験者・合格者でほとんど変化しない。受験者比と合格者の比が同じ。性別に関係なく合格。
4・5回の出願者の合格率が高い。複数回受験の加点制度、第一志望者の合格率を高めたい。2回目→10点加点。3・4回目→20点加点。5回目以降→30点加点。
加点が多くなるほど加点対象生徒の合格率が高くなる傾向にある。
入学者は東京と埼玉が1:1。受験者は東京が増え、神奈川も大幅に増えた。南武線と小田急線を使うと1時間以内で行ける。
受験者→さいたま市・練馬区・杉並区・川崎市・板橋区・世田谷区・川口市・所沢市・府中市・横浜市小平市・武蔵野市が多かった。
入学者→さいたま市・練馬区・所沢市・府中市・川口市・川越市・杉並区・板橋区・新座市・小金井市・武蔵野市が多かった。
志望者の男子併願校→東京の学校、男子校が多い。1位から順に、桐朋・立教新座・城北・成城・明大中野・明大八王子・中大附属・国学院久我山・武蔵・開智日本橋
志望者の女子併願校→女子校が多い。1位から順に、富士見・淑徳与野・中大附属・吉祥女子・浦和明の星・明大八王子・山脇・立教女学院・開智日本橋・大妻
入学者の第一志望は開智所沢が1位。昨年度は20%、今年度は33〜34%。開智所沢第一志望の生徒が増えた。
入学者の併願校では武蔵、明大中野、本郷が大きく数を伸ばした

合格基準点は昨年度に比べて大きく上昇したが、2月4日の日本橋併願入試は合格者の人数増やしたのでその回だけ合格基準点が下がった。
第1回　開智所沢合格点　206点（昨年度+39点）開智中206点
特待A　開智所沢合格点　192点（昨年度+18点）開智中185点
算数特待　開智所沢準特待合格点　80点（昨年度+34点）開智中72点
第2回　開智所沢合格点251点（昨年度+40点）開智中256点
特待B　開智所沢準特待合格点（昨年度+49点）開智中228点
日本橋併願　開智所沢合格点176点（昨年度-22点）

第1回

特待A

算数特待

第2回

特待B

日本橋併願入試

①開智合同併願入試は継続する
②来年度の合格者数は2025年度よりやや増:今年度は繰り上げを出したので来年は合格者を多く出す予定
③募集人数は270〜300名で検討中
④複数回受験の加点制度は検討中
⑤新たな入試回の追加は検討中