桜蔭中学校説明会レポート(2019年11月13日)
本日は桜蔭中学校へ、受験ドクター 算数講師のHH講師が行ってきました。
【教育施設】
講堂 屋上や地下あり
本館 礼法室
東館 天体観測ドーム、温水プール、工芸室、調理室、化学室、美術室、第1体育館、音楽室
西館 LL教室、コンピュータ教室、第2体育館、社会科室、図書館、書道室、生物室、西館ロビー
校外施設 浅間山荘、ひばりが丘運動場
【特別教室】
物理室、化学室2、生物室、社会科室、音楽室2、美術室、工芸室、書道室、礼法室、被服室、調理室、コンピュータ教室、LL教室、大教室、プラネタリウム、天体観測ドーム など
【その他】
小講堂、図書室、卓球室、保健室、生徒会室、放送室、カウンセリングルームなど
創立以来、「礼と学び」の心を大切にし、自立した女性の育成を目指し、実践してまいりました。
日々の学習では、読書や友人との議論、実験など、自ら学習を深めてゆく体験を大切にしています。
『水道橋駅』徒歩 5分
地下鉄
三田線『水道橋駅』徒歩 3分
丸の内線、大江戸線『本郷三丁目駅』徒歩 7分
丸の内線、南北線『後楽園駅』徒歩 7分
2019年11月13日に行われた桜蔭中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は桜蔭中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©桜蔭中学校
校長ご挨拶
桜蔭学園理事長、中学・高校校長の齊藤由紀子校長より桜蔭中学校の学校の沿革についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。
学校の沿革について
浅間合宿、体育大会、文化祭、修学旅行、授業、自由研究、クラブ、施設について。
【校長挨拶】
今年被災されたご家族へのお祈りの言葉。
学校の歴史についての説明。
礼法と道徳教育について動画使って説明。
学校の沿革
教務主任の井上先生より、説明会配布資料に基づいて学校の説明がありました。
その中からいくつかを紹介します。
学校の沿革について
生徒数
中学710名、高校699名(各学年5クラス)
教職員数(中高兼任)
校長1名、教頭1名、教員89名(司書教諭、養護教諭含む)、カウンセラー2名、事務職員9名、現業職員3名
卒業生
18609名
週6日制を採用、月曜~金曜は6時限、土曜日は4時間授業をおこないます。(50分授業)
毎朝、8時20分までに登校して(開門は7時30分)、8時25分より健康観察を行います。8時30分から授業が始まります。週1回の朝礼の日(中学校は水曜日)には、8時5分までに登校します。校長の話の後、全員で校歌を合唱します。
授業終了は3時10分です。終礼・掃除を終え、原則として4時には全員下校しますが、規定の居残届を提出した場合は、4時45分まで学校で自由に過ごすことができます。5時には生徒は全員下校します。
生徒の活動
バレーボール部Ⅰ・Ⅱ、バスケットボール部Ⅰ・Ⅱ、卓球部Ⅰ・Ⅱ(上記のクラブのⅠは週1時間の活動、Ⅱは放課後の活動も含む)、ダンス部、水泳部、リズム水泳部、文学部文芸研究班、文学部かるた班、社会科部、数学部、化学部、物理部、生物部、天文気象部、英会話部、英語劇部、管弦楽部、合唱部、軽音楽部、美術部、書道部、料理部、手芸部、花道部、茶道部、写真部、演劇部、放送部、新聞部、ボランティア部
※昨年度から、文学部かるた班が成立しました。
※同好会、今年度は同好会は成立していません。
年間行事
外部講師を招いての講演会を活発に行っている。
英語について
GTEC、TEAPを受験している。
習熟度別授業
英語と数学については習熟度別の授業を行っている。
高校3年生
文系と理系によるクラス分けは無く、授業は選択となる。
入学後の通塾について
学校としてはお勧めしていない。
転勤などに伴い海外の学校に通う場合の措置
中学校は一度退学の扱いとなる、編入試験に合格すれば再度復学可能。
高校は無試験で復学可能だが、学校を離れる期間が長期にわたる場合などは要相談必要。
入試について
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
入試や手続きについて
通学時間は1時間前後が望ましい。新幹線などの通学は禁止しています。また、最寄り駅までは徒歩もしくは公共交通機関を使うよう定めています。自転車は禁止。また、車による送迎も禁止。
塾に通うことは推奨していない。負荷が多くなり、自分の学習について考えられなくなることを防ぐため。
海外転勤などで日本を離れる場合、中学生は一度退学。帰国時に編入試験が必要。
英語について:中3~高2でGTEC。
【面接】
5名のグループ面接。質問内容は異なる。服装については指定はない。
2月8日の合格者保護者会に欠席した場合は棄権となる。
入試当日の5年生以下の見学はご遠慮ください。
文化祭は受験生とその保護者のみ入場可。
中学一年生の生活について
中一学年主任の久保山先生より入学後1年間の流れについてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
1年間の流れ
1学期
健康診断、小石川後楽園行き、グラウンド行き、体育大会、中間試験、生徒穿設、クラブ活動、夏期浅間合宿俊美、定期試験、保護者面談、浅間合宿(夏休み中)
2学期
文化祭、自然に親しむ日、中間試験、グラウンド行き、講演会、学年音楽会、定期試験
3学期
中間試験、英語発表会、定期試験
1学期の間にできるようになったこと
電車通学になってから前より早く起きられるようになりました。
中学生になったので当たり前だけど「自分のことは自分でやる」という目標を立てて、学校の準備、宿題の整理に取り組みました。ちゃんとできるようになってきました。
家庭科で習ったことから興味がわき、料理・洗濯物たたみ、皿洗いなどを頑張りました。小学生の時より家族の一員として手伝えていると思います。調理実習でつくった卵焼きもたくさん作っています。
配られたプリントを自分で見やすいように管理することが、最初はうまくいかなかったけれど、だんだん整理が上手になってきました。
浅間合宿について
ハイキングでは、山の上の空気が涼しくて、普段見ることができないきれいな高山植物もたくさん見られて気持ちが良かったです。
普段あまり話したことのなかった友達と同じ班になって、いろいろな人と仲よしになれました。
桜蔭中学の防災体制について
防災部長の方より、桜蔭学園の防災体制についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
防災体制について
緊急時の連絡網として、NTTフェアキャストへの加入や、ラジオを使っての連絡を行っている。
休日の登校願いが出ている生徒についてはその在籍確認を決まった時間に行っている。
学園の3割以上救命を施せる資格を保有している。
震災などある場合はグループで下校などの措置をとっている。
学校訪問を終えて
説明会内容はどれも細かく、特に防災についての説明は他の学校と比較しても納得感の得られるものでした。
他の学校と比較して入試に関する説明は薄く、全て資料として配布されていました。
入学後の学校生活などのお話が中心で、好印象でした。