2019 鴎友学園中学 | 学校説明会レポート②



鴎友学園中学校説明会レポート(2019年11月12日)


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本日は鴎友学園中学校へ、受験ドクター 算数講師のHH講師が行ってきました。
【キャンパス】
エントランス、正門、体育館、園芸実習園、プール、LL教室、和室、ホール、図書館、流れの小径、ソーラーシステム、階段教室、追分山荘

特色あるカリキュラムやグローバル教育など、英語の授業はすべて英語で行われる。
BYODを取り入れ新しい学びのかたちに合わせ授業を行っている。

小田急線経堂駅より徒歩8分、東急世田谷線宮の坂駅より徒歩4分

2019年11月12日に行われた鴎友学園中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は鴎友学園中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©鴎友学園中学校

プログラム

校長ご挨拶

鴎友学園中学校の大井 正智校長より、
学校紹介のお話がありました。

その中から一部を紹介いたします。

学校紹介

東京府立第一高等学校校長の市川源三は女子教育にその生涯をささげました。
学習者中心主義、自学自治・自動創造・全人教育などの教育を実践するため、第一高女の同窓会が鴎友学園を設立。
あとを継いだ石川志づが英語教育・国際理解教育・キリスト教精神の教育を始める。

教育理念

広報部長の若井 由佳先生より
教育理念お話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

クラスや学校は自分の居場所

中学1年は30人程度の少人数学級で3日に一度の席替えを行う。
エンカウンタープログラムでクラスの人間関係づくりをサポート、アサーショントレーニングで自分も相手も大切にする自己表現法を学ぶ。

未来を拓く原動力

部活への入部率は中学で100%、高校2年で95%。
囲碁選手権東京都大会は個人戦優勝、全国大会5位。
東京私学第8支部総合体育大会ではソフトボールの部、優秀選手賞。
東京私立中学高等学校ソフトテニス大会優勝。
など、36の班と同好会5種類の課外活動。

新たな学びと出会う校外学習

中学1年 クラスごとに軽井沢の追分山荘で鴎友生になるために3日間過ごす。
中学2年 スキー教室。
中学3年 沖縄旅行、沖縄の自然と平和を学ぶ。
高校1年 箱根研修旅行、仲間と夢を語り合う。
高校2年 奈良・京都修学旅行 日本の歴史、文化を発信できるようになる。

英語の授業はすべて英語で

2004年に導入、多読多聴の習慣(中学3年間で100万語が目標)、LLライブラリーには約1万8千冊の洋書。
英語はコミュニケーションの道具なので伝えたいという気持ちが大切、聞こうとする、話そうとする、通じなければ表現を変えてみる、最初は「話せない」「伝わらない」のが当たり前、だからこそ失敗が怖くなくなる。
歴史、社会、科学、伝記、芸術分野の書物を題材に、自分の主張が正しく伝わる英文を書く、英語力をさらに高めるために、ディベート講習会やオンライン英会話、エンパワーメントプログラムなどがある。

BYOD(Bring Your Own Device)

学習指導統括部長の福井 守明先生よりBYOD(Bring Your Own Device)についてのお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

デジタル機器

大学入試改革がなされるが、これまでの教育方針は変えることなく、不足を補いながら対応していく。
学校で学んだことはポートフォリオとして蓄積する。
ICT化に対応するため、BYODによる新しい学びのかたちをとっている。
鴎友学園の考えるBYODの三つの理念。
①ICT機器は文房具のような「学び」のツール
②社会のルールとマナーを守る
③自らの端末に「愛着」を持つ
「使わない時間の重要性」も指導する。
中学生は、学校のPC、iPad、chromebookを使用する。

入試について

大内 まどか教頭より入試についてのお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

2020年度入試要項

入試要項の中の入学手続きは各校でばらつきがあるため、注意してください。
鴎友学園は合格通知書の受取と入学金払込をもって入学手続きとなります。

4科の試験時間を変更します

4教科とも50分から45分へと変更となり、生徒達の長時間拘束を軽減するための措置です。
出題傾向は変わりませんので、問題の分量が減ります。

自己申告書について

志望理由は短いもので良く、小学生なりに考えた志望動機を書いて下さい。

偏差値だけでは予測できない合格・不合格

第2回の合格者のうち、28人(25.7%)が再チャレンジでの合格です。
2019年度は最近チャレンジ率が上昇しました。
入試結果においても再チャレンジ組の合格者平均点差や受験者平均点差が大きい。
複数の受験者が得点を70点以上アップさせている。

国語の問題

受診する力、発信する力、規則力、記述量が多いのが特徴だが、場面の展開を意識した問が多く、要素加点方式です。

算数の問題

メモなどを書いて解法の手順を明確化すると良い、計算用紙や解答用紙は無い。

社会の問題

ひらがなと誤った漢字は同じ減点なので、漢字で書くようにお勧めください。
地理と歴史の融合問題は対策を行ってください。

理科の問題

リード文が載っているものは必ず読むように、ヒントや誘導がある。

英語教育について

広報部帰国生係の亀村 英俊先生より英語教育についてのお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

英語教育について

中学1年から高校1年までは、HR5クラス中3クラスが帰国生と一般生の混合クラスで、各クラスには帰国生が15~20名程度在籍している。高校2・3年は文理コース別のクラス編成。
帰国生の英語の授業について、週3時間のFour Skills Courseと週1時間のWriting and Presentation Courseがある。
Four Skills Courseでは英語の4技能をバランスよく教え、実践するためのコース。全学年共通テキストに加え、各担当者が選んだ教材を使用し、生徒のレベルや興味に合った授業を展開するよう、心がけている。
Writing and Presentation Courseでは中学1年生で、収集した情報を取捨選択する力や、自分の考えを分かりやすく伝えるための構成力に加え、アイ・コンタクト等の一般的なプレゼンテーション・スキルを身につける。中学2年生では、学内のスピーチコンテストに向けてまとまった文章を書き、大勢の前で発表する力を身につける。中学3年生では、長めのエッセイや、フィクションに取り組む。
使用教材の紹介。

学校訪問を終えて

校内の写真撮影が禁止されていたり、数字を根拠として説明がなされているので、安心感や説得力が高いと感じました。校舎を移動している学生を見ると、みな楽しそうな表情をしていたり、挨拶をしてくれたりと良い環境で日々の生活を送ることができているのだなあと感じました。