桜蔭中学校説明会レポート(2017年10月18日)
本日は桜蔭中学校へ、受験ドクター 算数、理科講師のRS講師が行ってきました。
創立当初からの伝統的な施設がのこる一方で、新しい設備も増えています。
女子最難関校として、勉強のイメージが強い学校ですが、創立当時の伝統をいまでも大切にしていて、芸術と実技教科にも力を入れているそうです。工芸室、調理室、美術室、音楽室などが充実しています。
また、運動設備として体育館が2つ、温水プールも設置されています。
東館の屋上には、天体観測ドームがあり、本格的な望遠鏡が設置されていました。
学校外の施設としては、浅間山に山荘、
また、ひばりが丘に広い運動場があり、体育会はここで行われます。
JR
『水道橋駅』徒歩 5分
地下鉄
三田線『水道橋駅』徒歩 3分
丸の内線、大江戸線『本郷三丁目駅』徒歩 7分
丸の内線、南北線『後楽園駅』徒歩 7分
平成29年10月18日に行われた桜蔭中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は桜蔭中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©桜蔭中学校
部活動について
教頭先生より桜蔭中学校の部活動についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。
部活動
桜陰は華道部、ダンス部、美術部、演劇部の文化系のクラブが非常に充実しているというお話でした。
また、天文部、ボランティア部、リズム水泳部といったユニークなクラブもあります。
学生はかならずクラブに1つ所属することを義務づけられるそうですが、ずっと同じクラブに所属する人もいれば、一年ごとに変わっていくようなひともいて、スタイルはいろいろのようです。
入試制度については、H30年度入試から、募集定員を235名(5名削減)とし、その後も段階的に削減していくとのことです。
学校生活について
教務主任の井上先生より学校生活についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
学校生活
・学年あたり5クラス、クラス替えが毎年ある。
・カウンセラーが二名在籍しており、保護者や担任を通すことなく、相談ができるようになっており、生徒のメンタル面への配慮をしている。
・弁当が原則だが、パンを購入することができる。
・温水プールを利用した水泳の授業があり、毎年5月から11月まで週1回のペースで行われる。
・中3の夏休みに自由研究が課される。高校・大学レベルの本格的な論文を書くことになる。
・将来の進路を考えるきっかけになる生徒も多いのだとか。
・キャリア教育にも力を入れている。社会で活躍中の桜陰出身者を招いたり、グーグル社、朝日新聞社などへの訪問企画など、社会の一線で活躍する先輩達の姿を見せることで、在校生も刺激を受ける。
・塾には入る必要はないとのこと。(塾に入らずについて行けるひとに入ってきて欲しいというメッセージと私は受け取りました・・・)
・英語教育においては、オンライン英会話を取り入れて、フィリピン人講師とのマンツーマン授業を行っている。
・面接試験に関しては、日常の服装で構わないとのこと(試験場で着替える場所は用意されていない)
防災訓練について
防災部長の方より防災訓練についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
防災訓練
・年三回の防災訓練があり、集団下校訓練などもある。
・学校に宿泊しなければならなくなったときのために、一定の備蓄がしてある。
・3.11では日頃の防災訓練が役に立ち、生徒の安否がスムーズに行うことが出来た。
学校訪問を終えて
冒頭に学校紹介のDVD上演がありました。
学校の生徒たちが主体になって作り上げたもので、とてもよく出来たDVDで、桜陰の学生達のレベルの高さを感じさせられるものでした。
説明は、学校に入ってからの一日の生活の様子や、授業の時間割の内容に触れながら、きっちりと学校のことを理解してもらおうとする学校側の意図が感じられました。