桜蔭中学校説明会レポート③(2020年11月11日)
本日は桜蔭中学校へ、受験ドクター国語・算数・理科・社会講師の久米 光太郎講師が行ってきました。
2024年の創立100周年を記念して東館を建て替える。
温水プール、体育館、理科室を新しくして、ICT化を進める。
学校からのアピールポイントは、実技科目を大切にしていること、生徒の自主性を重視していること。
JR
『水道橋駅』徒歩 5分
地下鉄
三田線『水道橋駅』徒歩 3分
丸の内線、大江戸線『本郷三丁目駅』徒歩 7分
丸の内線、南北線『後楽園駅』徒歩 7分
2020年11月11日に行われた桜蔭中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は桜蔭中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©桜蔭中学校
校長ご挨拶
齋藤由紀子校長より桜蔭中学校の教育理念・校訓についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。
ご挨拶
女子師範学校の同窓会である桜蔭会によって設立。創立96周年。
バランスの良い女性を育成するために、礼法や道徳の授業を行い、保健体育・音楽・美術・書写などの芸術科目も重視している。
創立100周年を控えて東館の建て替えを行い、ICT化も進めていく。
学校生活について
教務主任の井上先生より、学校の説明がありました。
その中からいくつかを紹介します。
学校生活
各学年5クラス。担任団は3年間または6年間の持ち上がり。毎年クラス替えを行う。カウンセラーも2名いる。
朝は8時20分までに登校。授業は8時30分から15時10分まで。授業時間は1コマ50分。土曜も4コマ授業を行っている。中1から高2までは全員クラブに所属する。完全下校は17時。原則は弁当持参。
授業
中3は3年間のまとめとして自由研究に取り組み、原稿用紙20~40枚の論文にまとめる。中2から論文の書き方を学ぶ。全員分を一冊にまとめて製本する。
高二からの教育方針
高2からは英語と数学の習熟度別授業を行うが、クラス分けは成績ではなく本人の希望で決める。中学・高校ともにテストの順位は出していない。文系・理系に分けることもせず、本人が授業を選ぶ選択授業形式をとっている。キャリア教育のため、卒業生や各国大使を招いての講演会を行っている。模擬裁判、東京医科歯科大学との高大連携講座、企業訪問なども行っている。
オンライン学習について
生徒会長選挙や文化祭はオンラインで行った。
よくある質問
中学受験の科目に英語を導入することは当分ない。
保護者の海外赴任の後に戻ってきた場合、帰国後の編入試験に合格すれば元の学年に復帰できる。
補習は担当教員が判断して実施する。塾に行く必要はない。学校の予習・復習をするべき。
令和3年度入試について
出願資格は保護者と同居しており、送迎なし・新幹線なしで通学時間90分以内であること。
防災について
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
防災についての情報
防災訓練は年3回実施。同じ路線を使う5、6人で下校グループを作り、災害時は一人で行動しないようにする。2011年の東日本大震災のときにも下校グループで帰宅させた。帰宅できなかった生徒や保護者・卒業生などを学校に宿泊させた。食料や水・毛布の備蓄があったので対応できた。この経験を活かし、現在ではサバイバル5という食料・水・防寒具などを備えた備蓄セットがあり、食料・毛布も確保している。
学校訪問を終えて