桜蔭中学校説明会レポート(2020年11月10日)
本日は桜蔭中学校へ、受験ドクター三軒茶屋・池尻大橋校校長の清水 栄太講師が行ってきました。
創立100周年を記念して東館の立替を行います。
来年の9月に着工し、創立99年の2023年に完成予定です。
体育やプールが使いやすくなりICTを進めます。
また、図書室には放課後に生徒が立ち寄ることも多いです。
礼と学びを大切にし、自立した女性の育成を目指し実践してきました。
先生が生徒の自主性を尊重しつつ、心得違いは正し、良き社会人の土台作りをしています。
JR
『水道橋駅』徒歩 5分
地下鉄
三田線『水道橋駅』徒歩 3分
丸の内線、大江戸線『本郷三丁目駅』徒歩 7分
丸の内線、南北線『後楽園駅』徒歩 7分
2020年11月10日に行われた桜蔭中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は桜蔭中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©桜蔭中学校
校長ご挨拶
校長より桜蔭中学校の教育理念・校訓についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。
教育理念
校訓
勤勉・温雅・聡明であれ 責任を重んじ、礼儀を厚くし、よき社会人であれ
学校生活、入試について
教務主任の井上先生より、学校の説明がありました。
その中からいくつかを紹介します。
学校生活について
中学高校は各学年5クラス。2名の副担任。教員は3年あるいは6年を通して持ち上がります。
6年間を見据えて授業を行っております。毎年クラス替えを行います。カウンセラーが2名います。
生徒の一日の様子
開門は7時30分で、部活などがない場合は8時20分の予鈴までに登校。
8時20~8時30までが朝のHR。12時30分までが午前授業。1コマ50分の授業時間。土曜日も4時間の平常授業があります。お弁当が原則ですが、学校で買うことも可能です。午後は15時10分まで授業があります。放課後はクラブ、委員会、友達と過ごす、図書室に立ち寄る生徒も多く見られます。17時までに完全下校。中学1年~高校2年生までクラブは全員必修です。
教育課程について
中学3年生は、家庭科・美術・書道の卒業制作を行います。そして3年間のまとめとして自由研究を行います。これは、50年以上続いています。原稿用紙20~40枚にまとめるものです。中学2年生から書き方を学びます。HRで公開し、お互いの感想を書いて交換し合い、全員の研究の要約を一冊に製本します。将来の進路を考える一つのきっかけになります。
学校生活に関するご連絡
体育の授業は2つの体育館と卓球室、温水プールで行います。5月中旬の体育大会以降は週1回プールの授業。夏休みにはコーチを招いて泳力別に特別授業を行います。来年度の9月からは校舎の立替があるので中止となります。8月には浅間山山荘にクラブごとに2泊3日の合宿にいきます。今年度はコロナウイルスにより中止。来年度は検討中です。
習熟度別授業について
高校2年生から数学と英語で二段階の習熟度別授業が始まります。
クラス分けは本人の希望に任せています。本人の自立性に任せています。また、中学高校において成績別の順位を出すことはしていません。また、高校のクラスの構成は文系・理系の区別はせず、様々な進路の生徒が同じクラスで学ぶ。高校2年から選択授業になります。
キャリア教育について
高校1年で卒業生を招いて講演会を行います。卒業生や大使による講演会、東京医科歯科大学との高大連携プログラム、Google訪問イベント等を実施しています。
休校中のオンライン学習について
健康観察・個人面談後、授業を開始しました。生徒会長選挙もオンラインで行いました。文化祭もオンラインで行いました。外部に向けて、デジタルパンフレットを作成しました。
中学受験の科目について
英語を入試科目にすることは当面ありません。補習については適宜行います。塾への通塾については、必要ないと考えています。
令和3年度の入試について
ウェブ出願へと変更となります。通学時間は1時間前後が望ましい。新幹線などの通学は禁止しています。また、最寄り駅までは徒歩もしくは公共交通機関を使うよう定めています。自転車は禁止。また、車による送迎も禁止。海外転勤などで日本を離れる場合、中学生は一度退学。帰国時に編入試験が必要。
英語について:中3~高2でGTEC。
通知表の提出方法についても変更があります。要項を確認してください。
面接について:保護者面接を行いません。グループ面接については、昼食挟まずに行います。
防災について
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
防災についての情報
年3回の避難訓練を実施。2回は避難訓練。1回は集団下校訓練。下校グループは、5~6人の班。東日本大震災の時もこの下校グループで生徒を帰宅させました。帰宅困難になった生徒は学校に泊まりました。卒業生も母校を頼ってきてくれました。食料や毛布の備蓄がありました。しかし、その際の経験を生かして、更なる長期化した場合を想定し、サバイバル5という食料、水、携帯トイレなどを全生徒分常備しました。東京都の助成もあり、現在は食料の備蓄も充実しています。
学校訪問を終えて