2021 立教新座中学 |学校説明会レポート①



立教新座中学校説明会レポート①(2021年10月4日)


本日はオンラインで行われた立教新座中学校の学校説明会を、受験ドクター白金高輪校校長の太田 陽光がご紹介いたします。
キャンパス 9万平方メートル(東京ドーム2個分)
50mの温水プール
蔵書17.1万冊の建物として独立した図書館

グローバルリーダーを育てるという目標のために、海外研修の機会が多い。
大学との連携。
少人数、習熟度別指導などのきめ細かな指導。
弱点克服のための数多くのフォロ―機会。
本物に触れる・自ら体験することを重視したイベント。
他大学進学希望者も支援する。

JR武蔵野線南口より
徒歩約25分
スクールバス約10分
西武バス約10分

志木駅
東武東上線南口より
徒歩約15分
スクールバス約10分
西武バス約10分

2021年10月4日に行われた立教新座中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は立教新座中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©立教新座中学校

プログラム

教育理念について

吉川明憲副校長から学校についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

沿革

立教新座中学は、小中高大と連なる立教学院の一つであり、1874年築地に開校、戦後後池袋に移転し、1960年に高校のみ新座に移転、2000年に中学を創設。

教育理念

小中高大の流れを持った一貫「連携」教育→各校に独自性を認めているが、お互い連携している。
共通教育理念「キリスト教に基づく人間教育」→学校生活は祈りから始まり、キリスト教の授業もある。

共通教育テーマ

①真理を探究する力→自分で問題を発見し自律(立)的に勉学に取り組む力。
②共に生きる力→他者と協力し合って社会を作っていく力。
立教新座の目標「グローバルリーダーを育てる」→グローバル社会を国籍や文化の違う人と共に生きるために新たな時代を担うリーダーシップを持つ人物を育てる。

教育方針について

飯田武志教頭より教育方針についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

立教新座が目指すもの

共に生きる力を備えたグローバルリーダー→コミュニケーション能力にたけた自律(自立)した人物としての成長。

キャンパス

9万平方メートル(東京ドーム2個分)。池袋から最寄駅まで20分。
 施設 50mの温水プール、400mのフィールド、サッカー場
 図書館(図書室ではない)蔵書17.1万冊。今年より電子図書館スタート。→高3が卒業論文執筆に重宝している。
 ITC環境 今年よりIPADでの授業使用開始。全教室WiFi・プロジェクタースクリーン完備。

学習の特徴

【中学校】
1少人数・習熟度別などのきめ細かな指導(国数英中心)。2弱点の徹底的克服のため、宿題・宿題試験(長期休み後の試験)・再試験・補習(再試験でふるわなかった生徒対象)・補講(学期末授業で扱わなかった内容を希望者に対し授業する)を行っている。3本物に触れる・自ら体験するための理社の校外学習・音楽芸術鑑賞・実験教室。
【高校】
1自分自身のカリキュラムを創る(高3)→自由選択科目約80講座。2卒業研究論文→「テーマをもって真理を探究する力」と「豊かで的確な日本語の能力を育成する」という立教新座の教育目標の集大成。3立教大学との連携 大学の先生を招き、学部学科について話してもらう機会や、立教GLP特別聴講生として、高3で大学の授業に参加でき、単位も高・大(立教大学に進学した場合)両方でもらえる。

留学

1年間イギリスの立教英国中等部(中2)・オーストラリア(高1~2)・アメリカ(高2~3)
短期海外研修 アメリカサマーキャンプ・英国サマースクール(高)・オーストラリア短期留学(高)・ギャップイヤー留学(高校卒業前の空いた時期での語学留学)・理科海外研修旅行(高)

行事

生徒同士が協力して一つのことに取り組む。オリエンテーション・運動会。

進路

生徒が決めた進路をサポートする。自己実現のために立教大学に進むか、他大学に進むかは自由(卒業生の比率 立教8割:他大学2割)。立教推薦枠合計396名 立教進学者276名 経済60・経営42・社会学42・法55・異文化コミュニケーション12は定員埋まる。
他大学進学を考える生徒のために、進学クラスを高2より設置(全8クラス)。一般クラスと異なる授業展開をする。立教大学への推薦権破棄が条件。ただし、高3の11月に撤回可能。

入試

1回目1/25(合格発表1/26) 2回目2/3(合格発表2/3当日)
1回目が受けられなかったとき、2回目への検定料振替措置あり。
補欠2021年度 1回目99名から繰上げ10名 2回目40名から繰上げ4名
2回受けても、合格に有利にはならない。 

学校生活について

中2担任で英語担当の岸先生より学校生活についてのお話の続きがありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校生活

  • 1日の始まりは礼拝から 週に1回8:05~8:25で行うが、普段は教室で5分行う
  • 食堂は500席
  • 清掃は輪番制で、ホームルーム教室のみ

カリキュラムの特徴 

  • 先取り学習はしないが、クラス全体の能力に応じて、進度にとらわれず、レポート課題などに取り組む→卒論制作につながる
  • 勉強と部活の兼ね合い 生徒自身が目指したい到達点にたどり着けるように支援する(高校で他校に進学を考えている生徒も支援)
  • 英語 英検2級が大学推薦要件の目安 中高(2・3年)でネイティブだけの授業2コマ
  • 数学は高3まで、理科は高2ま必須→理系の範囲を必ず履修させる
  • 立教学院には教科ごとにワーキンググループがあり、カリキュラムを考えている
  • 理科実験 小学校の時より多い
  • 部活動 中高一緒に行う 入部は自由(中95% 高90%) 1.5~2時間 休みは週2日が原則 最終下校18時 勉強以外を体験的に学ぶ場として考えている。

学校訪問を終えて

今回の学校説明会に1000名を超える申し込みがあったそうです。
その人気に理由は、単に立教大学の附属であるということだけでなく、
生徒がとても楽しそうに学校生活を送っていることが、伝わっているのだと思いました。
しかしやはり、大学の附属ということが魅力的です。
立教大学への進学だけでなく、施設の充実・大学授業の聴講など、自分の世界が広がると思います。